「ニッポンのおみくじ」出版!と、「編ZINE」参加のお知らせ

今回は、2点まとめて告知!
まず最初は、なんといっても・・・!

ニッポンのおみくじ 日本全国232種のおみくじを引く
拙著がいよいよ完成しました。

すでにAMAZONで予約可能となっております!
画像クリックで購入ページに飛びます。


紙だけのおみくじはもちろん、
人気の人形系やストラップなどのお守り付き、
ご当地色の強いものやキャラもの、さらには
文化施設や商業施設のおみくじまで網羅。

今までありそうでなかった、
実に日本初の多角的なおみくじ本です。

とりあえず神社仏閣を訪ねておみくじを引くための基本的なマナーやハウツーから、調べに調べまくったマニアックな知識や数多くのおみくじを見てきた上での考察まで、幅広い視野を持ちながらわかりやすくをモットーに、かんばって書いてみました。

約20年間、おみくじを実際に色々な場所で引いて回ってきた私ですが、だからこそ養えた「現代のおみくじ」への視座を可能なかぎり詰め込んでいます。

これは学者さんや他の寺社系ライターさんとも違う、唯一無二のもののはずです。

特に、1章「おみくじとは何か」の項の本文や、文章ばかりのコラムなど、ややもすれば読むのがややこしそうな所ほど注目してほしいと思っております。

本当に、勝手ながらですが、そういう所こそが私にしか書けないものですので。

いや、うそうそ、べつに読まなくていいです。写真パラパラ眺めるだけで充分です。
それだけでもにぎやかで楽しい本になってますから!

できれば、各おみくじの解説の中にそっとまぎれ込ませたこだわりまでも感じ取ってもらえれば最高に嬉しいですが、そこまで読まなくて全然大丈夫ですから!

というわけで「ニッポンのおみくじ(グラフィック社)
何卒何卒、よろしくお願いいたしまする!!!



さて、もう一点、告知がございます。
「編ZINE2017~5周年記念~」
↑クリックで編ZINEサイトへ!↑
という企画に参加します。

編ZINEロゴ

「編ZINE」というのはですね、好きな表紙と好きなページだけ選んで買って、ページの順番を自由に決めて自分で綴じるという不思議なミニコミ誌です。
コンセプトは「自分で編集する雑誌」!

これの何が楽しいかって、完全非営利なところです。
誰でも寄稿できて、しかも著作権違反云々とか規約に反しない限り、自分のページの範囲内だけはやりたい放題。ジャンルも問いません。

ちなみに今ちょっとでも寄稿してみたいと思ったそこのアナタ!10月1日までならまだ間に合いますよ。
募集要項はこちらから!(←クリック!)

買って綴じることができるのは、イベント期間中のみ。

今年は2017年10月24日(火)~29日(日)
場所:高円寺自由帳ギャラリー

   東京都杉並区高円寺北2-18-11
ギャラリーHP:https://twitter.com/jiyuchogallery

以上6日間です。モノクロページは1ページ10円、カラーページは30円とお手軽。袋とじページは40円(つうことはお色気もアリなのかっ!?)、表紙は150円です。

中央線沿線などお近くの方はぜひ足を運んで体験してみてくださいませ!

私の担当ページは「このおみくじが凄い!」です。
モノクロなので10円。

著書には書けなかったレアなおみくじ情報もこっそり盛り込んであります。合わせてお楽しみいただければ幸いです。よろしくお願いします。

こちらではイラストも全て私の自前です。
こんな一度にたくさん描いたの初めてだな。

せっかくだから、モノクロ変換する前のを一部こちらに貼っておきますね。
SHUUGOU201709.gif
特に辻占煎餅/フォーチュンクッキーをそれらしくなるようがんばってみました。

今のとこイラレはできません。
全部、手描き下絵スキャン→フォトショなんです。

今回初めてレイヤー透明度を活用した塗り方を覚えたという。困ったもんだ。


ちなみに編ZINEは、過去の年度のページも余っていれば買えます。何なら一緒に綴じちゃっても。

私は2014年にも参加してまして、
どういう心境のアレだったのか
「LOVE!カレーラーメン」
という謎なページを担当しました。

3年経って忘れてた今、改めて読んだら
自分で笑えた超アホな記事です。

東京近郊で旨いカレーラーメンを食べられるお店も紹介してます。たぶん超余ってると思うので、こちらもよかったらぜひ!お願いします!

金比羅絵馬館@探検バクモン!

先月、私が出演させて頂きましたNHK探検バクモンの番組内ミニコーナー(あのパンダラさんが喋ってるとこね)、見て下さった方には心より御礼申し上げます。

なんとロケで!京都の安井金比羅宮にお邪魔させていただきました。



以前の記事でもご紹介してます。
悪縁を切って良縁を結ぶ超強力神社!




こちらの神社で出されている本です。
読まれればそのパワフルさがわかります。


今回のテーマは、境内の金比羅絵馬館。

江戸時代に作られ、たくさんの大絵馬が掲げられた絵馬堂という建物を改築した博物館です。
そのため、特徴ある外観。



一階の入り口付近はこんな感じですが、実はまだまだ奥行きがあります。
進むほどに迫力ある大絵馬が続々登場。

こちらの大絵馬を色々見ながら、番組では宮司様に馬と絵馬の関係や絵解きの楽しさなどをわかりやすく解説していただきました。

私が絵馬の魅力に取り憑かれたのも、こちらで絵解きを知ったのがきっかけなので感慨深かったです。番組を機会に久しぶりに訪れることができ、嬉しさもひとしおでした。


これが絵解きの神髄、金比羅絵馬館で最も有名な大絵馬のひとつ「意馬心猿図」。
馬が大きく描かれているのは、絵馬の由来がお供えの馬から来ていることのパロディらしいです。

それより、上のほうには「心」と書かれた錠前が。
そこから紐が出ていて、馬と猿が繋がれています。
ちなみに猿は昔よく馬小屋で馬と一緒に飼われていたとか。

馬と猿のように暴れて思い通りにならない感情を、「心」でコントロールしようという戒めの意味が込められた絵柄です。
こうやって、絵にさりげなく仕込まれた謎々のような意味を読み解いていくのが絵解きの醍醐味というわけ。


番組には出なかったものの、私が個人的に気になった大絵馬はコレ。

海老と亀(?不鮮明かつシュールすぎて失念)が土俵で謎の勝負を繰り広げているもの。意味も、よくわかっていないそうです!昔の人の考えることっておもしろいな!

というか、今回の記事、基本的に番組と関係ない好き勝手放題な話ばっかですみません!



以前の記事で恥ずかしながら自前イラストで紹介した男断ちの絵馬も、改めて撮影させていただきましたよ(基本撮影OKだそうです)。最も安井金比羅宮の土地柄や「らしさ」が出ている大絵馬と思います。


あと、1階入口スグのこちらも。
せっかくなので載せます。


大好きな棟方志功さんの直筆がっ!\(^o^)/

絵馬と民藝を追っかけていると、どうしても何度も遭遇するんですよ、これが。そもそもこういう民藝的なモノに興味を持つ以前からずっと好きなので、三つ子の魂百までというのか、好きな物の方向性って不思議なものだと思わずにいられません。


二階は、レトロな昭和の雰囲気。




なつかしの芸能人による絵馬も満載!



漫画の神様も(*≧∀≦*)たまらん!


戦前の小絵馬もたくさん展示されてまして、私もその素朴美あふれる魅力を番組内で語らせていただきました。

小絵馬というのは、でかくて派手で資金もかかる大絵馬とは対照的な、個人が普通にひっそりと奉納する小さい絵馬です。


私の手持ちコレクションの小絵馬も、番組内で2枚紹介。


1枚目は、岩清水八幡宮の最近の絵馬。エジソンが当地の竹の繊維で電球のフィラメントを作ったら成功したことにちなみ、竹製です。


裏も名言が入って、いい感じ。
五角形なのは「五角(ごかく)」と合格をかけているのダ!

なお、合格祈願絵馬の元祖「湯島天神」もこの語呂合わせを意識したのかも、正五角形ではないものの一応五角形という現在一般的な絵馬の形もそこから定着したのでは、という宮司様からのご教示も興味深いです。番組と関係ないけど、真面目なこぼれ話!


私のコレクション2枚目は、栃木県足利市「長尾弁財天」の手描き絵馬。蛇は弁財天のお使いです。とぼけた蛇の顔がお気に入り。今はもう作っていないと思います。絶滅寸前の手描き絵馬を買いに行くのは、コレクター冥利です(世代的に出遅れているので、なかなかできないのが悲しいところ)。


金比羅絵馬館2階に展示されていた中で、私が個人的に特にテンション上がったのはエチオピアのイコン作家による絵馬。



エチオピアのイコンって、キリスト教だけど日本の民画にも通じる素朴な表情が味わい深くて好きです。それでいてルオーのような哀愁まで漂っているのがなんとも美しくて。これが絵馬とまさかのコラボ、個人的にやばいくらいツボでした。


と、また番組と全然関係ない話で締めてしまいましたが、番組(でのミニコーナー)は2分間という短い尺に絵馬の魅力を濃厚に凝縮して下さっている素晴らしいものです。関係者の皆様、本当にありがとうございました!

自分が楽しすぎてついこんな記事になってしまったのは、どうか広い心で生温かくアレしていただければとヽ( ̄▽ ̄;)ノ


ところで、金比羅絵馬館はしばらく改装工事のため休館だそうです。リニューアルオープン時の再訪を私も今から楽しみにしています。

人形系おみくじをナメたらあかん。

陶器の人形などに入ってるおみくじ、大人気ですよね。今日立ち寄った某寺で、私好みの可愛いのを見つけたので軽い気持ちで受けてみました。


見たところ中身は量産型おみくじのようだし、大体当たり障りのないことが書いてあるんだろうなあ、とか思いながら特に何かを占いたいわけでもなく何気なくです。


それも授与所ではなく、お土産なども売っている境内の売店ですよ。本当に、普通に、可愛い雑貨を買う気分で。


まあどうってことないだろうと思って、開けました。





思いっきり凶でした。


ご丁寧に5ヶ国語で、凶が並んでましたよ。
べりーばっどらっく!


はい、すみません。
完全にナメきってましたから。
そんな態度への、仏様のお叱りかも(´・ω・`)





それにしても、ショックというよりは驚きでした。人形などに入っていたりプチ御守り付きだったりするタイプで、中身が各寺社オリジナルでない新しめの量産型おみくじなら、大抵凶は抜いてあるかなと思ったので。


人形タイプの人気を受けて今年中に登場したばかりの新しいおみくじだったこともあり、もしかしたら凶抜きの流れから凶入りの復権?!みたいなことも少し考えたくなりました。


陶器人形系おみくじって大体500円以上はするから凶だと気分的な痛手が大きいし、人形を1体手に入れたらリピートすることもないじゃないですか。だから、わざわざ凶入りにすることにはそれなりの思想というか気骨というか、そういうのを要すると思うんですよね。


特に昨年あたりから、おみくじ自体にじわじわと人気が出てきているのを私自身だいぶ感じてきました。その中で、凶抜きにする風潮はメディアでずいぶん報じられてきたわけです。一方、人形系おみくじの人気で、各地の寺社が新しくオリジナリティのある人形を登場させています。


これからは、可愛さを全面に出したおみくじも、その中で差別化が必要になってくるのではという気がしてきたり。もしどこへ行っても無難に凶抜きだったら、言う割に意外と大して辛くないロシアンたこ焼きみたいで面白くないよね(謎)みたいな流れも出始めてくるのでは?などと勝手に予想してみたりしてしまう次第です。





そういえば、昨日は夏越しの大祓の日だったというのに、今年の私は忙しくて茅の輪くぐりに行きそびれていました。


6月末は一年がちょうど半分ということで、たまったケガレ(気枯れ)を祓う茅の輪くぐりの行事が各地の神社で行われます。実際、急に暑くなり疲れが出やすい時期でもありますからね。

ケガレ溜めすぎて凶出しちゃったかしら。


7月に入ってもまだ辛うじて売っていた夏越しの大祓にちなむ季節の和菓子「水無月」を食べて、多少祓ったような気になってみるなど。大掃除もしてみましたよ(←どうでもいい)


読んでくださった皆様も、この時期特有の疲れや夏バテに気を付けてお過ごしください!




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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ」(グラフィック社刊)もうすぐ発売。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

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