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おみくじを広報ツールにする。

先日、ユニークなおみくじを多数手がけていらっしゃる業者様
シープロジェクト/江坂おみくじ研究所」さんにお邪魔させていただきました。

シープロジェクトさんは中国語を中心とした多言語(マイナー言語含む!)翻訳業務メインの会社ですが、近年最も売れているのは同社で製作しているおみくじなんだとか。

多言語おみくじ、寺社を巡っていると頻繁に目にするようになってきましたよね。
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こちらがシープロジェクトさん手がける最もベーシックな多言語おみくじ。
熊野那智の飛瀧神社ほか、各地の神社仏閣で使われています。
日本語・英語・中国語繁体字・中国語簡体字・韓国語の5ヶ国語表記です。

IMGP3704.jpg
こちらは平等院ハワイ別院の限定デザイン。日本語/英語。
平等院鳳凰堂と鳳凰に、当地でしか手に入らないありがたみがっ!


同社の多言語おみくじの中でも、特に力作が↓このシリーズ。
IMGP3706.jpg
もちろん英語やフランス語をはじめ、さまざまな言語に対応。
日本の四季の行事を表現した萌え系イラストが描かれています。

「おみくじ」をはじめ「伝統」や「アニメ」といった日本文化を世界に発信する目的で作られました。楽しく運試ししながら日本の色々なことにもっと興味を持ってもらえたら嬉しいですよね。日本人が引いても語学の勉強になりそう。
国内では沖縄ワールドなど、外国人観光客の多い場所で使われています。

全体的な占い内容としては旅行者や留学生を意識してか、旅をもっと楽しめるようそれとなく勧めたり、勉強や仕事へのチャレンジを勇気づけるような文言が多いと感じました。凶はありません。前向きにがんばれるよう励ましてくれるおみくじです。


多言語おみくじの他にも、シープロジェクトさんでは新しくて特徴あるおみくじが日々生み出され続けています。

「おみくじ研究所」と銘打つだけあって日頃から研究熱心!
社長さん自らによる全国のおみくじコレクションも素晴らしいものでした。

常に各地のおみくじの動向を参考にしながら、その場所ならではといえるような面白いおみくじを作り出していく情熱には感服するばかりです。

その一例が、静岡県「あわしまマリンパーク」の「開運かえるみくじ」。
IMGP3705.jpg
かえるの展示種数が日本一を誇る水族館です。
「あかめあまがえる」のラッキーアイテムは「赤いサングラス」www
洒落がきいている上、かえるについての詳細な解説がとても勉強になります。

こうした文化施設のおみくじには、展示内容にもっと興味を持てるような情報を盛り込んでいくのが必須ではないかと私も色々なおみくじを見てきた上で考えています。あるいは観光施設や町おこし系のおみくじならば、ご当地ネタなどがあればその場所らしさが際立って楽しくなるばかりか、出てきたキーワードについて「そこに行ってみたい」「もっと知りたい」「買ってみようかな」などという気にもなってくるはずです。

要は、運命を感じてしまう、とでも言えるでしょうか。
おみくじという形で情報を受け取ることで、その情報は不特定多数に向けられたものではなく自分だけに向けられた(と錯覚し)、自分にとって特別なものに思える効果が間違いなくあるのです。

いずれもおみくじという「偶然の神秘」を介して、引く人がそれまで知らなかった何かを「知る/知らせる」機会となります。私自身も昨年末のNHK「ひるまえほっと」内「いまほん」での拙著「ニッポンのおみくじ」内容紹介で申し上げました通り、
現代のおみくじは人と情報との縁結び
という重要な役割を担い始めているのだと強く感じていました。

そしてそれがシープロジェクトさんと出会って、確信に変わったところです。
やはり「おみくじ」が情報発信のひとつの形であることや、お店などの販促ツールとして役立つ側面にも注目しておられました。
そうした方面では、色々なお店やイベント等でお客さんの気分を盛り上げたりクーポンを付けたりするようなタイプのオーダーメイドおみくじもたくさん手がけておられ、ここでは大人の事情で紹介できませんがサンプルをいくつか見せていただき、とても興味深かったです。

まあ、誰が作ったのかわからないからこそ「おみくじ」は神秘の呼び声となりうるものですから、わからないほうがいいこともあるんですよ。。。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

拙著「ニッポンのおみくじ」で掲載している中にも、これまた大人の事情(笑)でどれとは言えないのですが、観光施設や町おこし系のおみくじにはいくつかシープロジェクトさん謹製のものも含まれていたりします。どれも幅広い層の心に響くような楽しいものばかりでした。

おみくじが元来もっている面白さの本質をとことん追求し、それをさらに生かしながら現状よりもっともっと面白くしていくことで、確実に現代おみくじのニューウェーブを作り上げているとてもチャレンジングな業者さんです。



ちなみに「シープロジェクト/江坂おみくじ研究所」の社長さんは本を2冊出版していらっしゃいます。


1冊目はエッセイ付きで中国語のイディオムを学べる語学参考書ですが、元気の出るエッセイばかりなので、毎日1回「おみくじ」のようにランダムにパッと開いて出てきたところの内容を噛みしめ1個おぼえる、みたいな使い方をすると有効そうです。


2冊目は著作というか中国のビジネス書の翻訳なのですが、きれいな上に熱のこもった翻訳を書くというのは原典を完全に自分のものとして消化した上で作者になりきってイチから創作するのと同じだと思います。訳者自身も含め、これまで誰もやらなかった分野に果敢に挑戦していく人たちの生き方を垣間見ることで勇気をもらえる良書です。

現代において「おみくじ」や占いを作るというのは基本的に、誰かを元気にするための言葉を一生懸命考えることと密接につながってきています。おみくじ製作に携わっていく上で大切なのは、そのベースとなる人生観に他ならないということも何となく感じられるような2冊のご著書でした。



オフィスをお邪魔したあとは、ご一緒に「裏なんば虎目横丁」に呑みに繰り出しました。全部で9店舗入っている中から、横丁内であれば席にいたまま他のお店の出前を取ったりもできるという、屋台村テーマパークみたいなスポットです。
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前を通ると流れてくる「楽しく飲んで健康!開運!」「ダイエットは明日から~♪」みたいなアナウンスがいかにも大阪っぽくてイイ感じです!そんな面白ワールドへと誘う鳥居がまた趣深いヾ(・∀・)ノ

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そして、入り口のわきには、おみくじ結び処がっ!
そうです、実はここも商業系おみくじスポットなのですよ。。。

内装のレトロ感もたまりません!!!
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まさに古き良き横丁風情♪
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本日の拠点とするお店を選んで席に着きます。
1杯目のドリンクをオーダーしたときに、1人1回おみくじがもらえます!
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見事大吉を引き当てれば、お店ごとにドリンク一杯無料などの特典が。

大吉じゃなくても、お食事券が当たる抽選券になっていて夢がある!
(なのに応募せず持ち帰ってしまうのがコレクターの悲しい性w)

ここのおみくじも、販促ツールとして使われている良い例ですね。
(ちなみにシープロジェクトさん作ではありません。念のため!)

内容もお酒や飲み会に絡めてあるので、会話が盛り上がります。
ちょうど「おみくじ」のイメージにぴったりなこの時期、
裏なんば虎目横丁」を新年会に利用してみてはいかがでしょう。
大阪グルメが一通りそろっている点でも使い勝手良いですよ。

そんな感じで今回は、現代日本のおみくじの重要な一面を考えるお話でした。















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テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

全232種を一挙公開!「ニッポンのおみくじ」掲載リスト

このエントリは基本1行ずつにまとめるつもりで作っています。
スマホだと確実に表示が崩れると思うので、なるべくPCでご覧下さい。
また、PCでも機種や設定等によって表示が崩れる場合があるかもしれません。
以上の点、ご了承下さい。

先月無事発売しました不肖私、鏑木麻矢による初の単著
ニッポンのおみくじ(グラフィック社)
おかげさまで、じわじわと置いて下さっている書店様が増えてきております。
また、全国約800ヶ所の公共図書館(主に市立?)にも置いて頂きました。
お近くの図書館にさえあれば、無料で読むことができますよ!



せっかく図書館で読めるのだから、もっと色々な方の調べものに役立つべく、
おおまかな内容と、掲載場所/おみくじ全て
ここで検索できるようにしました。

都道府県別リストとメーカー製リストは一番下にあります。
本書の目次などとは必ずしも、というかほとんど一致しませんが、
自分なりに検索性を考えてみた結果です(実際どうかはよくわかりません・・・)。

本書の特徴は、なんと言っても掲載しているおみくじの数の多さ、
神社仏閣以外に文化施設・観光施設・商業施設などのおみくじも扱っている点、
そして歴史的なことは文献でがっつり調べ(巻末に参考文献も載せています)、
現在のことは自分の足と目をフルに使いながら今実際に起きていることを考え、
おみくじとの付き合い方を様々な好みに合わせて幅広くご紹介していること、
そんなところではないかと思います。

もちろん、御朱印好きの人がついでに集めてみるといったこともできますし、
おみくじへの考えは十人十色で当然なので別に集めなくてもかまいません。
おみくじ自体も、集めることを意識したかわいいものが増えている一方、
昔ながらの味わいあるものや、内容が新しくて面白いものなど多様化中。
女子旅に彩りを添えたり、なんでもない日常におみくじを活用したりなどもアリ。
おみくじへの興味の程度や方向性の数だけ楽しみ方はあるはず。
初詣でしか引かない人からコレクターやマニアまでお役に立てる、そんな本です。
巫女さん

というわけで、ここから具体的な本の内容に入ります。

まずは1章「おみくじとは何か」、各種コラム、巻末の「おみくじよもやま話」
これらに盛り込んだおおまかな内容をざっとキーワード/箇条書きでご紹介します。
実際の目次はもっとキャッチ―な雰囲気ですが、筆者の意図的には大体こんなです。
もしこの中に気になる項目がありましたら、本書を参考にしていただければ幸いです。

【大体の本筋】
・占いの起源から現代のおみくじまでの流れと位置付け、道具としての使い方/機能

・神社とお寺の見分け方、神道と仏教の違い、寺社の参拝方法やマナー

・おみくじのルーツを以下3つの系統に分けて解説
   1.お寺の漢詩おみくじの歴史 
     #中国のおみくじ #天竺霊籤 #元三大師百籤の実際 #良源 #天海
     #江戸時代の中国ブーム #易経/易占い #日蓮宗/法華経系おみくじ
   2.神社の和歌おみくじの歴史
     #シャーマン/シャーマニズム/巫女/巫者/霊能者 #神託/お告げ/言霊
     #歌占(うたうら)とは #歌占の変遷 #江戸時代の占いブック「歌占本」
     #幕末~明治維新の新しい和歌おみくじ
   3.「辻占(つじうら)」の歴史にみるおみくじのゲーム性/遊び心
     #「辻占」の本来の意味 #紙に書かれた、今でいう「おみくじ」式の辻占
     #遊びになっていく辻占 #現代おみくじに通じるメンタリティ

・吉凶とは何か/意味、順番/順位、確率/割合、珍しい吉凶、凶が出たらどうするか

・「おみくじのルール」というのをよく質問されるが、極論そんなものはない。
・おみくじのマナー、占いとしての有効活用(よく当たるおみくじの引き方)
  おみくじの読み解き方、おみくじを使って自分の心と向き合う方法、楽しい遊び方

・おみくじは何度も引いて良いか、という疑問に対する様々な考え方、基本的な心構え
     (何度引いても良いけれど、必ずしも推奨しているわけではありません!)
     おみくじはいつ引くか、場所/質問を変えて複数引く、おみくじの有効期限

・おみくじは結ぶか持ち帰るか、という疑問に対するその人に合った答えの見つけ方
     1.吉なら持ち帰る、凶なら結ぶ、というのは一つの考え方にすぎない。
     2.実際は選択肢がたくさんある(実害さえなければ。木に結ぶのは禁止)
     3.持ち帰る場合の活用方法、持ち帰らない場合や処分したいときの方法

・おみくじの集め方。探し方、様々な入手方法、お土産としての有効な贈り方も。
  おみくじを一人で楽しむ方法、おみくじを誰かにあげるときのコツ。

・おみくじの引き方の種類、デザインや形態の多様性、運勢の書かれ方に出る個性。
  和歌、俳句、漢文、格言、わかりやすい一言、方言など表現のバリエーション。
  各おみくじの場所柄、地域性や歴史性による表現の切り口とターゲットとの関係。
  神話や伝説や歴史上ゆかりの人物との関わり、町おこしとご当地性など

・現代日本人のおみくじとの様々な関わり方。その中でどう使い、どう楽しめるか。 

【コラムの細かい話】
・日本のおみくじの始祖と伝説上いわれる元三大師/良源の人物像
・元三大師百籤の本来の引き方(天台宗の伝統的な「みくじを取る」方法)
・今はやりの人形系おみくじ、戦前にもあったことが確認されているもの
・おみくじ自販機の歴史、明治から現代までの工夫の跡
・あらかじめ凶を抜くことの実態(古代中国と現代日本において)
・凶が出たら利き手と反対の手で結ぶ俗信への考察
・おみくじは3回までなら連続で引いてよいという俗信への考察
・主に教育分野で実際に行われているおみくじの役立て方
  #図書館 #美術館 #博物館 #動物園 #水族館
・フォーチュンクッキーのルーツ「辻占煎餅」とその経緯
・ネットおみくじはアリか?という疑問に対し江戸時代の実態を引き合いに出してみた


以上こんな感じです。あくまでエンターテイメントとして成り立つよう意識しながらも、様々な角度からのおみくじの歴史と、おみくじをめぐって現在行われている実際とを俯瞰した上で、おみくじの今を捉える試みにしていきたいという密かな志を胸に本書を執筆しました。こうした見方・考え方には、自らの足で実際に長年色々なおみくじを引いて回っていなければなかなか至れないものではないでしょうか。

丁寧に読んで下さった方からは社会学・民俗学のようなフィールドワーク的な視点があるとのご感想をよく頂いています(書店様によっては文化人類学のカテゴリに入っていることも!?^^;)。私が本当にやってみたかったのは「おみくじの考現学」みたいなことなのだろうと改めて確認する次第です。

とはいえ同時に、そこまで深読みしなくてもどこかしら心の持ち方による開運のきっかけになったり、日々のささやかな幸福感を得るヒントになったりするものができればいいなと願いながら書いてもおりまして、そういう意味で少しでも皆様のお役に立てればと思います。もし多少なりとも興味を持って頂けましたなら、とりあえずお近くの図書館で見てもらえれば嬉しいです。

SHUUGOU201709.gif

さて、ここからいよいよ、
2章「ベーシックおみくじ」
3章「マスコットおみくじ」
4章「ニューウェーブおみくじ」
コラム「集めました!だるまみくじ」
   「集めました!辻占菓子」
   「集めました!キャラみくじ」

に出てくるおみくじ全種類のリストです。
気になる場所やおみくじがあるかどうか、チェックにお役立てください。
もちろん本の中では全て写真と解説つきです。



★マークは人形/置物(陶器製・木製・張り子製・樹脂製)等に入っているおみくじ
☆マークはストラップ・小さな御守り・縁起物付きなど紙以外の要素があるおみくじ
※マークはお菓子を割ると占いが出てくる「辻占菓子」か、食品とセットのおみくじ


人気の人形系おみくじは★が目印です!


都道府県別おみくじ一覧(一行につき一ヶ所)

凡例:
場所名(おみくじ名)
おみくじ名が特にない場合は
場所名(〇〇なおみくじ、等の簡単な説明) 
または大体
簡単な説明と「場所名」(簡単な説明と「おみくじ名」) #関連キーワード

【北海道】
北海道神宮(表裏がそれぞれ日本語と英語のおみくじ)
函館湯川温泉郷の「湯倉神社」(★イカすおみくじ)
日本最東端の「金刀比羅神社」(★福ざんまいみくじ)
札幌テレビ塔(☆テレビ父さんおみくじ)
函館空港内の土産物店「函と館」(★函館熊みくじ)
星野リゾート トマム「雲海テラス」(雲みくじ)

【青森県】
櫛引八幡宮(★八幡馬みくじ・★カッパみくじ)

【岩手県】
盛岡八幡宮(大きな鯛が当たる★「鯛みくじ」)

【秋田県】
横手市観光協会「かまくら館」(横手弁おみくじ)

【山形県】
荘内神社(エビで鯛を釣る★「一年安鯛みくじ」)
熊野大社(★結うさぎ)

【宮城県】
定義如来西方寺「定義玉手箱」(六道輪廻おみくじ)
金蛇水神社(★白蛇金運お巳くじ)
榴岡天満宮(★鷽みくじ) #仙台 #杜の都の天神様 #うそかえ神事
仙台城/青葉城内の「宮城縣護國神社」(★殿だるまみくじ・★姫だるまみくじ)
「さんさん商店街」本物のモアイ像/南三陸モアイファミリー(南三陸モアイみくじ)

【福島県】
福島縣護国神社(花みくじ) #桜の名所
河京ラーメン館 猪苗代店(花みくじ・恋みくじ) #喜多方ラーメン

【茨城県】
水戸偕楽園内の「常盤神社」(水戸黄門/徳川光圀公にゆかりのあるおみくじ)
鹿島神宮(オリンピック選手などアスリートに人気の☆「鹿島の帯占い」)

【群馬県】
黄檗宗 少林山達磨寺(★☆「だるまみくじ」各種、2017年現在4種) 

【栃木県】
日光東照宮(眠り猫と三猿のカード付おみくじ・徳川家康公の御遺訓おみくじ)
日光二荒山神社中宮祠(中宮祠天井画開運みくじ)
日本一えびす像で有名な「延喜式内 大前神社」(☆五行の鯉みくじ)

【千葉県】
勝浦ビッグひなまつりで有名な「遠見岬神社」(勝男みくじ・金女みくじ)
成田山参道の米屋総本店裏手にある「成田羊羹資料館」(※おみくじ羊羹)
Youtubeの衝撃的なお寺CMで知られる「市川大野 本光寺」(★木魚のぽっくん)

【埼玉県】
和同開珎の原料が採掘された和同黒谷の「銭神 聖神社」(金みくじ)

【東京都】
高尾山薬王院有喜寺(漫画になっている絵みくじ・☆天狗の落とし文みくじ)
武蔵御嶽神社(古めかしい版木の風合いが特徴のおみくじ)
明治神宮(吉凶なしで和歌のみの「大御心(おおみごころ)」)
東京大神宮(縁結びみくじ・恋みくじ)
十番稲荷神社(通常の定番おみくじ・☆満願金貨に付いている「かえるおみくじ」)
靖国神社(☆桜みくじ) #桜の名所
阿佐ヶ谷神明宮(誕生月で選べる「月みくじ」)
浅草寺(江戸の雰囲気が残る漢詩のおみくじ)
台東区立下町風俗資料館(再現復刻された江戸時代のおみくじ)
小野照崎神社(ふくろう柄の繭玉に入った★「幸せみくじ」)
湯島天満宮/湯島天神(菅原道真公の和歌のおみくじ)
酉の寺 鷲在山長國寺(浅草酉の市でお坊さんが引いてくれるおみくじ)
赤坂不動尊 威徳寺(節分会の豆まきでも付いてくるバイリンガルおみくじ)
富岡八幡宮(八幡みくじ・☆仕事みくじ)
富岡八幡宮 七渡神社(☆弁天恋みくじ・☆縁結びみくじ)
浅草神社(夫婦狛犬みくじ)
浅草神社 被官稲荷神社(狐みくじ)
ときわ台天祖神社(室町時代の占いを復刻した☆「天祖神社歌占」)
日枝神社(☆神猿みくじ)
花園神社(★きつねみくじ)
大塚天祖神社(サイコロ型の箱に入った☆「災転みくじ」)
あうるぱーくフクロウカフェ池袋(☆いけふくろう神社おみくじ)
スカイツリー東京ソラマチ「東京ばな奈ツリー」(スーパー中吉おみくじ)
布多天神社(ゲゲゲの鬼太郎おみくじ)
烏森神社(☆心願色みくじ)
谷中の茶ノ間(ハンドメイド作家による「猫みくじ」)

【神奈川県】
大雄山最乗寺(当たりで景品がもらえる☆「幸福おみくじ」)
師岡熊野神社(凶を出すとお守りがもらえるおみくじ)
大本山川崎大師平間寺(漢詩のおみくじ)
小田原城の「報徳二宮神社」(二宮尊徳翁/二宮金次郎による道歌のおみくじ)
かっぱだらけの「花のお寺 常泉寺」(★かっぱのおみくじ)

【山梨県】
身延山久遠寺奥之院思親閣(日蓮聖人の教えが書かれた「育恩のおみくじ」)

【長野県】
善光寺(★しあわせ牛守みくじ付・閻魔堂の★「閻魔守みくじ付」)
光前寺(★霊犬 早太郎おみくじ)

【静岡県】
秋葉山本宮秋葉神社(天狗皿投げみくじ)
富士山本宮浅間大社(☆富士山みくじ)
静岡浅間神社(☆さくや姫みくじ) #コノハナサクヤヒメ
お茶の里 城南(※「お宝入りお多福せんべい」)

【岐阜県】
伊奈波神社(いなばさん恋みくじ・★逆立ち狛犬みくじ)
長良園(※おみくじ入りフォーチュンクッキー)

【愛知県】
性神信仰の豊年祭りで有名な「田縣神社」(★夢みくじ)
上野天満宮(★天神みくじ)
犬に関わりの深い「伊奴神社」←いぬ神社と読む(★開運 いぬみくじ)

【新潟県】
まさか!酒店(※開運おみくじ付き!日本酒年賀状)
高龍神社前「ふじや売店」(※辻占せんべい)
「魚斎藤」/ふるさと企画(※五泉市忠犬 桜タマ吉おみくじせんべい)

【富山県】
高岡大仏の近くにある「大仏茶屋」/NPO法人大仏三郎(☆高岡大仏まんまるみくじ)

【石川県】
加賀藩御用菓子司 森八(※辻占・最中の皮に砂糖菓子や玩具が入った※「福徳」)
御菓子司むらもと(お菓子の中に占い紙が入った※「幸せの華 辻占」)
金沢 うら田(飴粉製で中に占いの入った※「辻占」)
御菓子調進所 山海堂(最中の皮に季節のお菓子と占いが入った※「そっとひらくと」)

【福井県】
越前祖神 足羽神社(☆しだれ桜おみくじ) #桜の名所
金崎宮(☆恋みくじ 福娘香恋ちゃんステッカー守付き) #桜の名所
みなとつるが山車会館(ご当地戦国武将の大谷吉継が登場「よっしー吉継おみくじ」)
明通寺(★だるまみくじ・★薬壺みくじ)

【滋賀県】
近江国一之宮 建部大社(☆御祭神みくじ) #ヤマトタケルノミコト #瀬田の唐橋
日吉大社(まさるさんとも呼ばれる★「神猿みくじ」)
近江神宮(ちはやふるおみくじ) #末次由紀 #漫画 #アニメ聖地 #映画ロケ地

【三重県】
女性の願いを叶える石神さん「神明神社」(石神さんの恋みくじ) #志摩の海女
椿大神社(☆椿恋みくじ) #サルタヒコ #猿田彦大神 #道開き
猿田彦神社(☆佐瑠女神社 恋みくじ) #アメノウズメノミコト
伊勢おかげ横丁「おみやげや」(★おかげ犬みくじ)

【京都府】
松尾大社(☆樽うらない)
賀茂御祖神社/下鴨神社 相生社(縁結びみくじ)
弁財天長建寺(手描きの味わいを生かしたおみくじ)
吉田神社(くちなし色の紙のおみくじ・張り子の★「だるまみくじ」)
御香宮神社(神功皇后の鮎占いがモチーフの「水占い」)
貴船神社(みずうらみくじ)
鞍馬寺(宝珠が描いてある道歌のおみくじ)
京都鞍馬 由岐神社(★天狗みくじ) #鞍馬の火祭り
今宮神社(紫野 和歌姫みくじ) #玉の輿 #やすらい祭り
北野天満宮(☆宝みくじ)
落柿舎(俳句みくじ)
錦天満宮(獅子舞が運ぶ「からくりみくじ」)
東寺(☆愛染さんからの一言おみくじ)
城興寺(小指みくじ)
即成院(那須与一にちなんだ☆「祈願シール付おみくじ」)
平安神宮(桜みくじ/はなみくじ) #桜の名所
平野神社(平野桜みくじ) #桜の名所
六波羅蜜寺(開運推命おみくじ)
安井金比羅宮(悪縁度がわかる「縁みくじ」)
田中神社(☆くじゃくみくじ)
高台寺境内の天満宮脇の売店(★秀吉くん ねねちゃんおみくじ・☆縁結びおみくじ)
御金神社(☆御金みくじ)
護王神社(★猪みくじ)
宇治上神社(★うさぎみくじ)
宇治神社(★みかえり兎おみくじ)
石清水八幡宮(★鳩みくじ)
六角堂頂法寺(★幸福鳩みくじ)
熊野若王子神社(★八咫烏のおみくじ・☆おみくじマッチ)
建仁寺塔頭 両足院(★虎のおみくじ)
賀茂別雷神社/上賀茂神社(★馬みくじ・★八咫烏みくじ)
赤山禅院(福禄寿神の★「お姿みくじ」)
藤森神社(★馬みくじ)
京都向日市激辛商店街の桂川イオンモール「京都インバン」(辛口おみくじ)
京都タワー(たわみくじ)
飛行神社(紙飛行機にして飛ばせる「神飛行機みくじ」)

【大阪府】
聖天宮 西江寺(☆箕面滝道みのくじ)
大阪天満宮(骨占いをイメージしたデザインのおみくじ)
道明寺天満宮(七言絶句の漢詩のおみくじ)
杭全神社(日本神話を和歌で表した「杭全神社みくじ」)
神峯山寺(僧侶さんが解説してくれる古風な「神峯山寺毘沙門天みくじ」)
瓢箪山稲荷神社(おみくじと焼き抜きとあぶりだしの3点セット「辻占おみくじ」)
高津宮(シンプルで深い和歌のおみくじ)
道頓堀の浮世小路「一寸法師大明神」(一寸法師知恵みくじ)
裏なんば虎目横丁(虎目みくじ)
住吉大社(波のしらゆふ・住吉恋みくじ松の結・★うさぎみくじ・★おもとみくじ)
石切劒箭神社/石切神社(★神馬みくじ)
生國魂神社(☆いくたまみくじ)
枚岡神社(親子のなで鹿像をモチーフにした★「なで鹿おみくじ」)

【兵庫県】
六甲八幡神社(非常に珍しい吉凶のおみくじ・☆へびみくじ・水晶みくじ)
大本山須磨寺(自分の干支のところに結ぶ「みくじむすび」)
生田神社(縁結び水みくじ)
湊川神社/楠公さん(教訓が書いてある湊川神社おみくじ) #楠木正成公
和田神社(江戸中期から伝わる珍しい「神籤」)
えびす宮総本社 西宮神社(★鯛みくじ)
須磨浦山上遊園(敦盛恋みくじ)

【奈良県】
春日大社(★鹿みくじ・境内夫婦大国社の「水占い」)
全国鴨社総元宮 高鴨神社(鴨みくじ)
橿原神宮(★金鵄みくじ・★鮎みくじ)
石上神宮(★ご神鶏みくじ)

【和歌山県】
熊野那智大社(日本一ジャンボみくじ)
熊野本宮大社(内容も独特な★「八咫烏おみくじ」)
丹生都比売神社(★みちびき犬みくじ)

【岡山県】
吉備津神社(みちびき・いにしえみくじ)
吉備津彦神社(紙製の「桃みくじ」・桃鈴付きの☆「桃みくじ」)
最上稲荷山妙教寺(江戸時代からの法華経系おみくじ・縁の末社の☆「良縁みくじ」)
由加山蓮台寺(開運推命おみくじ)

【広島県】
大山神社 自転車神社(サイクリスト向けの☆「自転車おみくじ」) #しまなみ海道
広島護國神社(★鯉みくじ) #鯉城 #カープゆかりの地
尾道の「千光寺」(☆一年後の手紙)

【島根県】
えすこ出雲大社前店(★うさぎみくじ)
神話の国 縁結び観光協会(出雲のラッキー観光スポットが出る「おみくじ風チラシ」)
めのうの店 川島(※縁結びあめ おみくじ付き)

【鳥取県】
水木しげるロードの「妖怪神社」(からくり妖怪みくじ)
鳥取砂丘ジオパークセンター(鳥取砂丘おみくじ)

【山口県】
松陰神社(松陰先生御教訓入おみくじ)
岩國白蛇神社(しろへびみくじ) #岩国の白蛇 #天然記念物

【香川県】
金刀比羅宮(☆こんぴら狗開運みくじ)

【愛媛県】
道後温泉 湯の地蔵尊「圓満寺」(俳句恋みくじ) #文豪の町 #俳人の町
大山祇神社(和歌のおみくじ) #しまなみ海道 #瀬戸内海

【高知県】
高知市内カフェなど。取扱店舗情報→アートセンター画楽(☆おみくじだるま)

【福岡県】
十日恵比須神社(めでたいみくじ)
恋木神社(☆恋むすびみくじ)
篠栗四国総本寺 南蔵院(☆開運涅槃像御守入おみくじ) #八十八ヶ所 #札所 #宝くじ
警固神社(★笑いきつねみくじ)
大宰府天満宮(★鷽鳥みくじ)
海元寺(★閻魔みくじ) #閻魔祭り #こんにゃくをお供え
JR博多シティ「鉄道神社」(くろみくじ) #くろちゃん #JR九州 #水戸岡鋭治
お仏壇の(株)はせがわ福岡本店(縁結び童子おみくじ) #薮内佐斗司 #せんとくん
JR九州 黒崎駅(黒崎神社おみくじロボット) #安川電機
福岡タワー(福岡タワー神社 博多っ子おみくじ)
福岡市博物館(福みくじ)←注:配布期間終了
ハトマメ屋(※金トキ豆) #辻切り #都々逸 #辻占

【佐賀県】
祐徳稲荷神社(玉みくじ・外国語みくじ・エレベーターで☆「運気上昇みくじ」)
宝当神社(★白虎金運みくじ) #宝くじ

【熊本県】
熊本城内の「加藤神社」(☆武将みくじ) #加藤清正公 #戦国時代 #戦国武将
阿蘇神社門前町の「丹波屋」(手ぬぐい付きの☆「御神水おみくじ」) #水基めぐり
阿蘇カラクリ研究所製作、地元イベント等に出没(元気だ熊本おみくじマシーン)

【大分県】
福良天満宮(☆福良おみくじ・★赤猫おみくじ) #男はつらいよ #寅さん #ロケ地
JRおおいたシティ屋上庭園の「鉄道神社」(くろみくじ)

【宮崎県】
まるごと宮崎/川長物産合資会社(※日向ひょっとこおみくじ) #土産物 #飴

【鹿児島県】
鹿児島縣護國神社(☆神心みくじ)


雑貨店等で入手できるメーカー製の人形系おみくじ

【中川政七商店/日本市】
★大阪府内直営店限定:たこ焼だるまみくじ
★石川県内直営店限定:姫だるまみくじ
★東京都内直営店限定:歌舞伎だるまみくじ
★福岡県内直営店限定:にわか明太だるまみくじ

【株式会社おみくじ工房】
★はろうきてぃ開運占い干支シリーズ
★Rilakkuma開運占い
★温泉招き猫
★すみっコぐらし
★くまモン
★まめゴマ開運占い
★おえかき工房(絵付け体験)

内容の一覧は以上になります。
もしこの中に気になる項目があるようでしたら、
ニッポンのおみくじ(グラフィック社)
ぜひお手に取ってみてください。
全国約800館の市立図書館などにも置いてありますので、
タダで読めます!ちょっと調べるくらいなら充分使えると思います。




人形系おみくじをナメたらあかん。

陶器の人形などに入ってるおみくじ、大人気ですよね。今日立ち寄った某寺で、私好みの可愛いのを見つけたので軽い気持ちで受けてみました。


見たところ中身は量産型おみくじのようだし、大体当たり障りのないことが書いてあるんだろうなあ、とか思いながら特に何かを占いたいわけでもなく何気なくです。


それも授与所ではなく、お土産なども売っている境内の売店ですよ。本当に、普通に、可愛い雑貨を買う気分で。


まあどうってことないだろうと思って、開けました。





思いっきり凶でした。


ご丁寧に5ヶ国語で、凶が並んでましたよ。
べりーばっどらっく!


はい、すみません。
完全にナメきってましたから。
そんな態度への、仏様のお叱りかも(´・ω・`)





それにしても、ショックというよりは驚きでした。人形などに入っていたりプチ御守り付きだったりするタイプで、中身が各寺社オリジナルでない新しめの量産型おみくじなら、大抵凶は抜いてあるかなと思ったので。


人形タイプの人気を受けて今年中に登場したばかりの新しいおみくじだったこともあり、もしかしたら凶抜きの流れから凶入りの復権?!みたいなことも少し考えたくなりました。


陶器人形系おみくじって大体500円以上はするから凶だと気分的な痛手が大きいし、人形を1体手に入れたらリピートすることもないじゃないですか。だから、わざわざ凶入りにすることにはそれなりの思想というか気骨というか、そういうのを要すると思うんですよね。


特に昨年あたりから、おみくじ自体にじわじわと人気が出てきているのを私自身だいぶ感じてきました。その中で、凶抜きにする風潮はメディアでずいぶん報じられてきたわけです。一方、人形系おみくじの人気で、各地の寺社が新しくオリジナリティのある人形を登場させています。


これからは、可愛さを全面に出したおみくじも、その中で差別化が必要になってくるのではという気がしてきたり。もしどこへ行っても無難に凶抜きだったら、言う割に意外と大して辛くないロシアンたこ焼きみたいで面白くないよね(謎)みたいな流れも出始めてくるのでは?などと勝手に予想してみたりしてしまう次第です。





そういえば、昨日は夏越しの大祓の日だったというのに、今年の私は忙しくて茅の輪くぐりに行きそびれていました。


6月末は一年がちょうど半分ということで、たまったケガレ(気枯れ)を祓う茅の輪くぐりの行事が各地の神社で行われます。実際、急に暑くなり疲れが出やすい時期でもありますからね。

ケガレ溜めすぎて凶出しちゃったかしら。


7月に入ってもまだ辛うじて売っていた夏越しの大祓にちなむ季節の和菓子「水無月」を食べて、多少祓ったような気になってみるなど。大掃除もしてみましたよ(←どうでもいい)


読んでくださった皆様も、この時期特有の疲れや夏バテに気を付けてお過ごしください!




オマケのルーツはおみくじにあり?!食玩の元祖でたのしいお正月♪

前回その前の前で触れてきた、日本のおみくじのルーツのひとつ「辻占(つじうら)」。その一貫としての「辻占菓子」は、フォーチュンクッキーのようにちょっとした占いが出てくるという、江戸時代から続く楽しいお菓子でした。

今回紹介するのは、これの豪華版みたいなもの。



その筆頭は、「辻占福寿草」と同じ金沢「諸江屋」さんの「福徳煎餅」。

毎年11月の終わりから1月上旬にかけて、諸江屋ネットショップで買うことができるお正月の縁起物です。


形は打出の小槌・砂金袋・米俵の3種で、どれも中に幸せが詰まっていそうなモチーフ。黄色と白の2色を表裏で合わせているのは、黄金と白銀を表しているとのこと。


何も知らなければ、見た目はただの最中。




ところが、割ると…




↑中から可愛いサイズの土人形が!
(こちらは食べられませんw)

どれもカラフルで、ゆるかわで、郷土玩具好きにはたまりません。フルコンプした~いっ!



↑「金華糖」というお菓子が出てくる、中まで食べられるバージョンもあります。

素朴な形の中に、和菓子らしい色彩の美しさ。

これ、一見するとただの砂糖の塊みたいですが、サクッと軽くかじれて口の中でほろほろ溶けていく優しい食感に、あっさりとした上品な甘さで、驚くほど美味しいです。ものすごく質の良い砂糖を使ってると思います。

まわりの最中の皮と一緒に食べるとさらに美味。っていうか、これがなかったら本当にただの最中の皮ですな(;´∀`)

ちゃんと合うようにできてるんですね~。



土人形バージョンも金華糖バージョンも、何が出てくるかは開けてのお楽しみ。

江戸時代に考え出され、子供たちへのお年玉にされてきました。


出てきたものから新しい年の運勢を何となく占ったりもしたというので、やはり辻占の豪華版なのでしょう。

どれもハッピーなものばかりなので、占いと予祝(未来の幸せを先に祝い幸運を祈ること)を兼ねていると思われます。


家族団らんの場に、初笑いの楽しいおしゃべりと幸福感をもたらしてくれる素敵菓子です!

そして今時、私のようなおひとりさまにはコレクションしてニヤニヤする幸福感を(ry



七福神の土人形が出てくる「ふくとこ宝船」というバージョンもあります。

こちらは中身が決まっているのでドキドキワクワクはないけど、とにかく豪華。

箱や包装も凝っていて素敵な上に、オマケも豪華です。

↑オマケのひとつ、手刷りの宝船版画。しかも、初夢祈願として枕の下に敷いて使っちゃってもいいように2枚セット!気がきくなあ。

他に、ポストカードと江戸情緒な錦絵風のすごろくもついてました。


お菓子を割ると、土人形のほかに和三盆まで入ってます。至れり尽くせりです。でもって和三盆むちゃくちゃ美味しい!
(実際は、衛生面を考慮して人形はビニール袋に入った上で最中の皮に入れられてます)


全員集合で撮ってみました(*´ω`*)




他に似たような趣向では、山形県の伝統菓子「からからせんべい」というのがあります。




こちらも、中から色々な民芸品が出てきます。
(衛生面から薄紙に包まれて入っています。
       でもって、食べられませんw)

やはり元は子供たちへのサプライズだそう。
干支などお正月っぽい縁起物も。

「福徳煎餅」と比べて辻占的な要素は薄まってきていますが、「何が出るかわからない」という点は神託としての「くじ」や天からの「授かり物」に通じるので、根底に流れるものは同じだろうなと思います。

種類はこちらのほうが、キリないほどものすごく多そうです。

素朴で昭和レトロな風情がなつかしく、大人でも童心に帰ってしまいます。

個人的に、上の写真の中では右上のメンコ2枚セットが特にツボでした(^o^)

プラ物とかもあるけど、どれも昔のグリコのオマケみたいな絶妙な味わいを醸し出してます。


ちなみにお煎餅の味は、黒糖の風味が力強くて、かなり美味しいです。これだけでも時々ムショーに食べたくなりそうな勢い。

「からからせんべい」は楽天で買うことができます。


今回紹介した昭和レトロな「特製おもちゃ(民芸)」バージョンと、今時な子供向けプラ物しか出てこない(単に)「おもちゃ入り」バージョンの二種類あるので、買うときは間違えないように気を付けてください(上記リンクからなら大丈夫です)。




それにしても、この、何が出るのかわからないオマケのワクワク感、そしてお菓子とオマケのどっちがメインかわからない加減。

これって、食玩のルーツかも!

しかも、「福徳煎餅」と近いルーツをもつ辻占には、オマケカード/トレカの元祖的な性質もありました。

というわけで、お菓子のオマケ/食玩は日本の伝統文化なのかもしれません(オチ



続きを読む

辻占煎餅3番勝負

前々回は辻占(辻占)を紹介し、辻占菓子についても触れました。

では、その一種、「辻占煎餅(つじうらせんべい)」って知ってますか?


↑写真は、「いなりや」さんの辻占煎餅。

この見た目の通り、フォーチュンクッキーの元になりました。中にも同じように、ちょっとしたおみくじ(こういうのが「辻占」)が入っています。

アメリカで日系人の売った辻占煎餅が中国系移民の間で広まり、材料や製法などを変えつつ中華料理屋の定番になっていったのがフォーチュンクッキーです。


さて、フォーチュンクッキーではなく昔ながらの辻占煎餅は、今でも伏見稲荷参道の味噌煎餅(甘い小麦粉生地にほんのり隠し味の味噌が香ばしい瓦煎餅)のお店で手作りされ、さかんに売られています。

今のところ3店舗を確認できたので、全て食べ比べ、独断と偏見で通信簿をつけてみました。



1ヶ所目は「いなりや」さん。

店頭では、焼いて、曲げて、と製作工程を実演中。


で、こんな感じで売ってます。

一個ずつバラ売りのものは、当たりつき!
当たれば「金きつね」がもらえます( ☆∀☆)




割ってみました。
フォーチュンクッキーと同じように、中から出てきます。

おみくじ(辻占)は、こんな感じ。

「辻占」煎餅なのに「おみくじ」と言っているだけあって、運勢の解説がきめ細かく現代的。

なんと250種類もあるそうです(゜ロ゜;ノ)ノ
これならよく当たるかも?

昔ながらの辻占の風情はありませんが、来るたびに占ってみたくなっちゃいます。何より、当たりも狙いたいし!

いなりや「辻占煎餅」
おいしさ★★★
美しさ★
楽しさ★★★★★






2ヶ所目は「宝玉堂」さん。

ノスタルジックな佇まいがいい感じ。
伏見稲荷参道で一番古くから開業している味噌煎餅屋さんです。

こちらも製造実演してます。

買ったらオマケで割れ煎をちょこっと試食させてくれたのが嬉しかったなあ(^.^)



昔ながらの形には、占いの紙がフォーチュンクッキーみたいに中に入ってるのではなくこうやって挟まってるものもあるんですね~。

といっても、かなりぎっちりと挟まっているので、引っ張って抜こうとすると破れちゃうことがあります。けっこう硬いですが、がんばって割りましょう!


辻占はこんな感じ。

レトロな手刷り風の印刷が味わい深い!

昭和10年の創業当初から変わらないスタイルを貫いているそうです。スバラシイ(*´ω`*)

文言が都々逸(どどいつ)の七・七・七・五調で統一されている、まさに伝統的な「辻占」スタイルです。

それにしても左下の、

「さぞやさぞさぞさぞ今頃や
 さぞやさぞさぞさぞやさぞ」

って、ものすごく気になる言葉!

謎めいた言い回しも魅力です。


そして、特筆すべきは、そのお味。

胡麻と芥子の実の香りが効いてるのは3店舗中ここだけ。味噌風味は抑え目で、より優しい甘味が引き立ちます。

好みの問題もあるかもしれませんが、私はこちらのものがダントツ一番美味しいと思いました(*^^*)

宝玉堂「いなり煎餅」
おいしさ★★★★★
美しさ★★★★
楽しさ★★★






3ヶ所目は、「松屋」さん。

こちらも昔なつかしい店構えです。


「鈴せんべい」も、占いの紙は挟まってるタイプ。


割ると中には大豆が入っています。
このため「鈴」の名の通り、振るとコロコロやさしい音がします(^.^)

お煎餅の表面には鳥居や狐さんの絵が型押しされていて綺麗。「いなり煎餅」も似たような感じだけれど、こちらの「鈴せんべい」のほうが柄の出方が鮮明です。


辻占はこんな感じでした。
こちらもレトロな印刷の都々逸調です。

個人的に一番気になる言葉はコレ。

「こうすりゃこうしてこうなるものを
    知りつつこうしてこうなった」

なんでこれが大吉なんだろう(^o^;)
深そうで深くない言葉選手権に出れそうw

「いなり煎餅」の辻占との内容的な違いについては、まだどちらも一度買ってみたのみなので、もっと集めてみないことにはわかりません。

ですが、何となく、「鈴」になっていたり見た目が綺麗だったりと趣向が凝らされているからなのか、こちらのほうがやや全体的に情緒豊かで洗練されているような気がします。

松屋「鈴せんべい」
おいしさ★★★
美しさ★★★★★
楽しさ★★★★




以上、あくまで独断と偏見での比較なので、ぜひ自分の目と舌で味わってみてください!

いずれにせよ、昔と変わらない形の辻占は、昭和初期のレトロな雰囲気が好きな人にはたまらないはず。

未来につないでいきたい駄菓子遺産(造語)です。





   

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プロフィール

鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家・おみくじコンサルタント。著書「ニッポンのおみくじ(グラフィック社刊)」発売中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月平均2回以上は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石やらトランプ・占いカード類やら喫茶店マッチやらと、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。気になったらとことんハマるのが生き甲斐。

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