【再録】へび年の初詣は弁財天へ! 四宮神社

年末年始も間近に迫ってきた今日この頃。忙しい中での励みにも、そろそろ来年の楽しい初詣プランなど考えてみてはいかがでしょう?

初詣には、その年の干支にちなんだ寺社を選べば、お正月気分もぐっと盛り上がるというもの。さて、来年は、へび年です。蛇をお使いとしている、この神様が新しい年に幸運をもたらしてくれるはず。

2012年11月28日掲載分01

七福神でもおなじみの弁財天(べんざいてん)。略して弁天様(べんてんさま)とも。そのルーツは、インドの川の女神「サラスヴァティ」にあります。さらさらと心地よい川の流れを奏でる、音楽の女神でした。だから琵琶を持っているのです。また、流れるような言葉をも司るとされ、学問と芸術の守り神として信仰されています。

さらに、日本の記紀神話に出てくる海の女神「市杵嶋姫(いちきしまひめ)」とも同じとされました。どちらも水の女神ですね。蛇もまた古くから水の神様としておそれられてきましたから、弁財天のお使いということになったわけです。蛇は、その豊かな生命力からお金のシンボルでもあるので、金運アップにもご利益アリ!

そんな弁財天をお祀りする「四宮(よのみや)神社」は、神戸の中心市街地に、小さくも堂々とした存在感を放っています。

2012年11月28日掲載分02

芸能人や文化人の参拝も多く、境内には弁財天芸能塚という石碑が建っているほど。そこに刻まれた「諸人よわが道つとめ花開く恵みあたえん知恵と宝を」という弁財天を讃える歌が、参拝者をも力強く励ましています。

2012年11月28日掲載分03
ここでまず弁天様にお詣り。このメインの社殿のすぐ右脇には、お使いの白蛇をお祀りする巳神社があります。

2012年11月28日掲載分04

ちょっと中をのぞいてみましょう。

2012年11月28日掲載分05

蛇のお姿がいくつも納められていて、信仰のパワフルさがうかがえます。好物の卵と御神酒をお供えして、いざ祈願!

2012年11月28日掲載分06
さらに、この絵馬に願い事を書いて巳神社に奉納すれば、よりハッキリと弁天様に想いが伝わること間違いなし。ちなみに、ここではへび年かどうかに関わりなく蛇をお祀りしていますから、こちらの絵馬はもちろん、いつだって蛇の絵柄です!

2012年11月28日掲載分07
キュートな蛇の置物に入ったおみくじもあります。来年の初みくじにいかが?この他にも、蛇の形をした根付けや土鈴などのお守りは初詣にピッタリ。

弁財天ならではのご利益「諸芸上達お守り」、歌や演劇など声を使う仕事や趣味をお持ちの方には「声守り」もオススメです。

弁天様は、なにも芸能人だけでなく、芸術や趣味の世界をめいっぱい楽しんで自分を輝かせる女性みんなの強い味方。今年こそは未知なるセンスが花開くようにとお願いしてみては。弁天様のサポートのもとでそんな探究を続けていれば、魅力アップ、そして縁結びの効果も期待できそう。

そして数あるお守りの中でも、今度のお正月に絶対はずせないのがこちら。
2012年11月28日掲載分08

この開運色紙は、お正月用にひとつひとつ真心こめて手作りされるオンリーワンの縁起物。作っているのは、なんと今年で80歳になるという可愛らしいおばあちゃん。こういった手作りはもちろん、絵手紙にウクレレにと、その趣味の幅はとどまるところを知らず、年齢を感じさせないアクティブさ。どれも楽しくてたまらないと、心から幸せそう。これもきっと、弁財天のご加護のおかげにちがいありません!

へび年のお正月に向けて、この色紙もスペシャルバージョンを考えているとか。
一足先に試作品をいただいたので、特別に公開しちゃいます!

2012年11月28日掲載分09
*写真は試作品ですので、実際とは異なる場合があります。

蛇を羽衣に見立てた弁財天は、あどけない表情と奥ゆかしい仕草が魅力的。手仕事の温かみと和の情緒が感じられる、趣き深い一枚です。ここからまた少しずつ違った表情をもつ作品たちがたくさん出来上がってくると思うと、今からワクワクしちゃいます。あなただけのお気に入りをみつけに、初詣はぜひ四宮神社へ。いつまでも素敵な女性でいられるよう、この新年に、幸せを分けてもらって。

2012年11月28日掲載分10
上は四宮神社の御朱印。

古くから水辺の要所だった神戸には、弁財天を祀る寺社が他にもたくさんあります。へび年の初詣は、神戸で弁財天めぐりというのも面白いかもしれません。

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●四宮(よのみや)神社 http://www.tropical-islands.co.jp/space/yonomiya/

≪アクセス≫
・神戸市営地下鉄山手線「県庁前」駅より徒歩1分

神戸市中央区中山手通5丁目2-13
078-382-0438
境内自由

≪イベント≫
元日祭 1月1日
初弁天祭 1月11日 参列者に胡麻粥がふるまわれます。
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ジャンル : 旅行

【再録】たのしい御朱印入門・その3 神仏を感じる御朱印の見方・後編

その1 御朱印帳を手に入れよう!
その2 神仏を感じる御朱印の見方・前編
↑前回まではコチラ↑

前回は、お寺の御朱印に入っている謎のマーク「梵字(ぼんじ)」がどんなものかを少しお見せしました。今回はその応用編として、御朱印からもっとイメージが広がる方法をお伝えします。


【レベル1】梵字には神仏が宿る

ここで復習です。梵字は一字ごとに神仏を表しているということでした。

たとえばこの梵字は…

2012年11月14日掲載分01


十一面観音でしたね。
詳しくは前回をご参照ください。
2012年11月14日掲載分02


もうひとつ、下は10円玉の絵柄でおなじみの平等院。
2012年11月14日掲載分03


2012年11月14日掲載分04

御朱印の真ん中にはこんな梵字があります。
2012年11月14日掲載分05


こちらは阿弥陀如来(あみだにょらい)という仏様を表しています。
上記写真の平等院鳳凰堂の中にでんと構える大きな仏像がそうです。
2012年11月14日掲載分06
* イラストはイメージです。実際の仏像とは異なります。
* 以下のイラストについても同様です。

御朱印に入っている梵字は、仏様の分身。ですから、それだけでお守りとしての効果もあります。


【レベル2】梵字フォーメーションを楽しむ

以上の御朱印は梵字がひとつだけでしたが、複数あるとどうなるでしょうか。
下は三千院(京都府)の「往生極楽院」というお堂でいただける御朱印です。
2012年11月14日掲載分07

この御朱印には、梵字が3つあります。
2012年11月14日掲載分08

一番上の梵字、なんだか見覚えがありませんか?
そう、今しがたお見せした、阿弥陀如来です。
先ほどと手のポーズが違いますが、同じ種類の仏様です。
2012年11月14日掲載分09


これが梵字3つになると…


2012年11月14日掲載分10

もうお二方の仏様を従えた姿ということになります。
まさにこの組み合わせの仏像がいらっしゃるお堂です。
2012年11月14日掲載分11

秋には紅葉の名所としても知られる三千院。訪れる人を温かく迎えてくれるようなしぐさの阿弥陀三尊像に見守られながら、錦に染まる苔むした庭をめでれば、まさに極楽です。

もうひとつ。下は、大報恩寺(京都)の「六観音」の御朱印。
六種類の観音様がずらりと並ぶ仏像を拝観できるお寺です。
2012年11月14日掲載分12

そして印の部分には梵字が6つ。
2012年11月14日掲載分13


これは、こういうことになります。
2012年11月14日掲載分14

先ほど見た十一面観音もメンバーに入っています。

こんな感じで、御朱印の梵字と仏像の組み合わせが対応していることもよくあります。仏像を拝観したあとにこのタイプの御朱印をいただいたときは、いかにも「あの仏様だっ!」と思えて嬉しくなるかも。


【レベル3】梵字だらけだとかっこよくなる

2012年11月14日掲載分15

こんな感じで、梵字がたくさんある御朱印に出会うこともあります。
左は赤山禅院(京都府)<←以前の赤山禅院の記事へのリンクを下線つきで入れてください>、右は豊川稲荷(愛知県)です。

もはや仏様の組み合わせとも関係なさそうな感じですが、これは一体?!こういう場合は大抵、「ご真言(ごしんごん)」という、その神仏にお願いするときの呪文が梵字で書かれていることが多いです。これは、ご祈祷などにも使われる大変ありがたいもの。あるいは、その神仏が関係する世界観を描いたマンダラなどを表していることも。いずれにせよ見た目からとても神秘的ですし、やはり一文字ごとに神仏の力が宿っているので、開運効果も強力!


ここまで見てきたように、御朱印には様々な形で神仏のパワーがぎゅっと詰まっています。そもそも御朱印の本義は、参拝の証に神仏の身代わりとなる印を授けること。ですから、梵字を使った御朱印はまさにその代表選手といえますが、それ以外のお寺の御朱印や、神社の御朱印も、神仏が宿っていることに変わりありません。お守りと同じ、と考えていただければ良いと思います。

かけがえのない旅の思い出とともに増えていく、神仏との絆。そんな御朱印帳は世界でたったひとつ、自分だけのお守りになります。ですから一生の宝物として、大切にしていってくださいね。


↓続きはコチラ↓
その4 ビジュアル系御朱印をさがせ!・墨書編
その5 ビジュアル系御朱印をさがせ!・印編
その6 ビジュアル系御朱印をさがせ!・総合編
その7 巡礼ノススメ~四国八十八ヶ所に挑戦!~


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●平等院 http://www.byodoin.or.jp/

≪アクセス≫
・JR奈良線「宇治」駅下車徒歩10分
・ 京阪電車「宇治」駅下車徒歩10分

京都府宇治市宇治蓮華116
0774-21-2861
平成24年9月4日~平成26年3月31日まで平等院鳳凰堂修理中。
ですが修理中しか見られない貴重な文化財の公開なども開催されています。
詳しい拝観情報は公式サイトをご覧ください。

≪イベント≫
鳳凰堂修理特別展『初公開!国宝日想観扉絵』 平成24年10月6日~12月14日
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●三千院 http://www.sanzenin.or.jp/

≪アクセス≫
・ 京都バス洛北・大原方面行き「大原」下車徒歩10分
京都市左京区大原来迎院町540
075-744-2531
12月~2月 8:30~16:30(閉門16:30)
3月~11月 8:30~17:00(閉門17:30)
拝観料700円

≪イベント≫
もみじ祭 10月28日~11月28日
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●大報恩寺(千本釈迦堂)

≪アクセス≫
・ 京都市バス「上七軒」または「千本今出川」下車徒歩5分
京都市上京区五辻通六軒町西入溝前町1034
075-461-5973
9:00~17:00 拝観料500円
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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ」(グラフィック社刊)もうすぐ発売。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

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