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【再録】天神様の倍返し!?都になんて負けないぞ! 太宰府天満宮・その1

太宰府(だざいふ)って、歴史の授業で何度かきいたことがあるはず。その太宰府といえば、受験の神様の総本家、太宰府天満宮。西鉄の太宰府駅を降りるとすぐに参道がはじまっています。

2013年10月23日掲載分01

食べ歩きにショッピングに、お楽しみいっぱいの参道。実は各地の民芸品/縁起物を扱うお店が密集した珍しい場所でもあります。

2013年10月23日掲載分02

上の写真の、参道の突き当たりを右に曲がるとすぐに光明禅寺が見えてきます。ぜひ合わせて拝観を。
2013年10月23日掲載分03
石庭と苔が見事にコラボした、京都の有名どころにも余裕で勝てるんじゃないかというくらい素晴らしい庭です(もっと有名になってもいいのに!)。

2013年10月23日掲載分04

天神様こと菅原道真公をはじめ、太宰府は都から教養ある人がたくさんやってきた要地。それだけに、都にまけない文化レベルの高さを誇った証拠のひとつがこの庭なんですね。これから秋には、紅葉に一面おおわれて、さらに美しくなります。

2013年10月23日掲載分05
それでは、太宰府天満宮の境内に入っていきましょう。


2013年10月23日掲載分06
すぐに太鼓橋が。スケールの大きさに圧倒されます。


2013年10月23日掲載分07

訪れたのは今年の1月7日。九州屈指の初詣のにぎわいです。それに、この日はお正月の中でも特別。夜には「うそかえ」と「鬼すべ」という2大イベントが待っている!!


2013年10月23日掲載分08
超巨大な手水舎は、なんと一枚岩です。付近のパワースポット宝満山から切り出されました。底には縁起の良い亀の絵が彫ってあります(これまた巨大!)。この水にもパワーありそう!?


2013年10月23日掲載分09
境内の所々には神牛が。ハチマキ姿がキュート。なでると知恵がつき健康になるといわれています。菅原道真公は丑年生まれで、牛をとても大切にしていました。道真公が太宰府で亡くなったとき、ご遺体を運ぶ牛車を引いていた牛が動かなくなったこの土地にお墓を定めたとか。


2013年10月23日掲載分10
そしてお墓の上にご本殿を建てて祀ったのが、太宰府天満宮の起源です。この社殿の奥に今もいらっしゃると思うと、身が引き締まりますね。あまりにも優秀なのをねたまれ太宰府に左遷されてしまった道真公。無念のうちに亡くなりましたが、その後、都を様々な災厄が襲います。祟る力の凄まじさが恐れられ、手厚くお祀りされて神様になりました。それが天神様。まさに百倍返しだっ!会社で理不尽な思いをしている人は、しっかり拝んでおけば思わぬご利益があるかもしれませんよ・・・。

ちなみに先ほどの光明禅寺は、太宰府天満宮の宮司を代々務める道真公の子孫の菩提寺なんだそうで。時代はだいぶ下っても、都よりイケてる庭を作って見返してやろうという気概が伝わってくるかのようです。


2013年10月23日掲載分11
道真公の和歌「東風(こち)吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」で有名なあの飛梅も、なんとここにいらっしゃるんですね。梅が大好きだった道真公、左遷されたとき、自宅の庭にあった梅の木との別れがつらくて先ほどの歌を詠みました。すると一晩のうちに京都からここまで飛んできてくれたという伝説の木です。

2013年10月23日掲載分12
そして、この飛梅の木の下でひょうたん酒を飲むと厄が晴れるといわれています。とはいえ福岡県内の神社では飲酒運転禁止を徹底しているので、さすがにそんなことをする人はいません。ですが、かわりに悩み事などを紙に書き、ひょうたんに詰めて奉納して厄落としができます。つらい仕打ちをぶっ飛ばして神様にまでなった天神様ですから、人には言えないあんなことやそんなことにもきっと共感して味方になってくれるはずです。

2013年10月23日掲載分13
目立たないながら、「梅の種」納め所なんてものまで。「梅干の天神様」と呼び親しまれる梅の種には天神様が宿るとされてきました。すべての物には魂があると大切にしてきた日本人の心を思い起こさせます。

2013年10月23日掲載分14
というわけで、こんなお守りも。本物の梅の種の中に、天神様が彫ってあります。すっごく細かいです!

2013年10月23日掲載分15
御朱印も梅の花の形。

10月1日~31日まで、太宰府天満宮は「特別受験合格祈願大祭」の期間となります。期間中に受験合格祈願のご祈祷を受けると、期間限定のお札・お守り・絵馬・掛け襟がいただけます。限定カラーは爽やかなライトブルーで、登竜門をイメージ。菅原道真公は優秀な学者だったので、やがて学問の神様として親しまれたというのは有名な話ですね。また、芸術分野もお得意ということで、定期的に現代アートのイベントが開かれています。

2013年10月23日掲載分16

写真は、今年一月にやっていた企画展の一環で、フィンランドのテキスタイルアートと神馬舎のコラボ。神社に現代アートなんて画期的なことができるのも、太宰府天満宮と隣接して九州国立博物館があるのも、この場所を学問芸術の最先端にしていくことで天神様を喜ばせたいという思いが連綿と続いてきているからかもしれません。芸術の秋にぜひとも訪れてみたいエリアです。

次回は、縁起物と参道グルメ、そしてお祭りレポート開始です!

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●太宰府天満宮 http://www.dazaifutenmangu.or.jp/

≪アクセス≫
・西鉄 「太宰府」駅より徒歩5分
〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1
092-922-8225

参拝時間 開門 春分の日より秋分の日の前日まで6:00、それ以外の日6:30
     閉門 6月1日より8月31日まで20:00、9月1日より5月31日まで19:00
社務時間 8:45頃~17:00頃 
大晦日から正月三ヶ日は24時間

≪イベント≫
うそかえ・鬼すべ 毎年1月7日
「うそかえ」は19時頃より開始、その終了後に「鬼すべ」。

曲水の宴 3月第1日曜日
庭の小川に杯を流しながら歌を詠むという平安時代の雅な宴を再現。境内の梅も見頃となる。

受験合格祈願大祭 毎年10月18日(10月1日~31日:大祭期間)

●光明禅寺 

≪アクセス≫
・西鉄 「太宰府」駅より徒歩5分
〒818-0117 福岡県太宰府市宰府2-16-1
092-921-2121
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テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

和しごとなりきり道場・絵馬師

先日10月6日、谷中の大雄寺で行われた「和しごとなりきり道場」に参加してきました。
「和しごとなりきり道場」は、「夢★らくざプロジェクト」様の主催で毎年行われています(←最新情報はリンク先でチェック!)。和提灯絵付職人や書家、落語家、そして絵馬師、などなど子どもたちに伝統的な和の職人芸を体験してもらい魅力を伝えるイベント。

本来、子どもたちしか参加できないのですが、谷中の絵馬だらけな居酒屋「絵馬堂」の羽田仲子さんが講師を務めるということで、特別にお誘いいただいたのです♪

仲子さん講義中・その1
子どもたちに、絵馬の魅力をやさしく語りかける仲子さん。

仲子さんは、絵馬師として、季節の花々やユーモラスな人々など、洒落っ気のあるメッセージをそえた絵馬をたくさん描いていらっしゃいます。画材は絵馬には主にアクリル、紙には顔料だそう。人々の求めに応じて次々と作品を生み出す様子は、まるで現代の円空や仙厓(せんがい)和尚!?エネルギーあふれる仲子さんには、お会いするたび、私も色々な刺激をもらってます。

仲子さん講義中・その2
子どもたちって正直だから、興味をもってもらうのはなかなか大変。仲子さんの絵馬の説明は楽しくわかりやすく、私も見習わなきゃと思うことしきりでした(切実)。

神様に来てもらうには、どうすればいいんだろう?
神様だって、乗り物がほしいよね。だから願いを叶えてもらいたければ、乗り物をあげようって。
車?バイク?昔は馬しかなかったからね。
だけど本物の馬だと、えさをあげたりお世話したり、大変になっちゃう。

・・・そんな感じで、絵馬のはじまりから、願い事を絵にするようになるまでをお話くださいました。

絵馬堂コレクション
会場には、絵馬堂のコレクションも。うっかり私の作品が一枚混ざってますが・・・スミマセンw

願い事とか、ほしいものを絵にするって、どうやって?コレクションの中から、ピックアップ。

すずめ絵馬
すずめにお米を食べにこないでほしいという、農家の人の思いを絵にしたそうです。

野球必勝絵馬
高校野球で勝ちたい! 勝って喜ぶ自分たちの姿を強くイメージ!

こんなふうに願いや夢を絵にして、自分の部屋にかざって毎日見てると叶うんだって!
というわけで、真剣に絵を描く子どもたち。
みんな真剣

書き終わったら、自分の作品と願い事を順番に発表で~す!
犬を飼いたい、ステキなおうちに住みたい、シャチに乗りたい・・・
中には「魔法使いになりたい!」なんて子も☆仲子さんもビックリ!?
でもでも、素直に夢を描ける子どもたちは、みんな小さな魔法使いですよね♪

本当は全部写真つきで紹介したいくらいなんですが、プライバシーの観点からやめておきます。

私も、子どもたちに混じって絵馬を描きました。
屋島のたぬきうどん
これの前日、絵馬堂で仲子さんと「現代的な地口行灯をつくろう!」みたいな話をしていたので、なんかそればっかり考えてたら、こんなんなってしまったという・・・。つくづく大人ってキタナイねw

屋島とタヌキについては、コチラもついでにごらんください。。。

もはや子どもたちにどう説明していいのかわからなかった私。「香川県の屋島というところに行ったら讃岐うどんがとってもおいしかったので、また行きたいなと思ってタヌキとかけてみました・・・」と発表したら仲子さん、「あ~ら、これはおねえさんじゃなくてタヌキだったのね~♪」

えぇ、似ている自覚はありますとも(笑)。


さて、今回のイベントは子ども向けですが、最近は手作りの魅力が注目されていますし、大人だってやりたいですよね!?そんな人に朗報。谷中の「絵馬堂」で、予約さえすればいつでも絵馬の絵付体験ができるようになりました。
絵馬堂看板
絵心なんかなくたって、たくさんの絵馬に囲まれながら仲子さんのアツい絵馬トークを聞いていれば、誰でも何かしら描きたくなってくるはず。ヘタでもいい、ハートのほうが大事なのが絵馬の魅力です。ぜひアナタならではのヘタウマを誕生させちゃってください。

【絵馬堂】
東京都台東区谷中7-6-6 地図
電話 03-3827-7573

絵付体験をしたい方はまず電話予約を。

土日の昼は予約なしでランチをやっていて、そばと麦とろめしがあります。
平日は夜の割烹居酒屋のみ。不定休なので、必ず電話で確認をとったほうが良いです。

「絵馬堂」の外観。
絵馬堂・外観

大絵馬に小絵馬にと、珍しい絵馬だらけの店内。
絵馬堂店内

仲子さんの作品をたくさん並べた一角。
絵馬堂店内
この「絵馬堂」、もとは仲子さんの個人ギャラリーとして使っていた建物。
33年続いたもっと絵馬だらけな居酒屋「祈願堂」をたたんで、2011年9月こちらに移転しました。
過去の「祈願堂」についての記事はコチラ

なんと長谷川町子さんの直筆色紙も!
絵馬堂店内


絵馬堂店内
写真左の馬を描いた大絵馬の下には、絵馬をめぐる民俗学の権威、岩井宏實先生が直筆した絵馬についての概略文が。ハイ、私もこの方の本は色々と参考にさせていただいてマス!

有名人にも愛されている絵馬堂、確実に谷中のディープスポットのひとつです。
絵馬を見たり描いたりするのはもちろん、散策の休憩にも、一度は立ち寄ってみてください!

テーマ : ハンドメイドイベント
ジャンル : 趣味・実用

山寺奥の院、超かっこいい魔除絵馬

さてさて、前回記事でお知らせしたとおり、山寺の50年に一度の御開帳、
秋の部が今週末からはじまります。10月20日(日)~26日(土)まで。

ふもとの根本中堂で御本尊様を拝観したあとは、やっぱり登らなきゃ。だって山寺だもの。
山寺参道1
そこに山があるからさ。

ちなみに、山寺では時々、本格的な登山スタイルでいらっしゃる方を見かけました。
中には、ストックを持って登る山ガールズ&ボーイズも。
断言します。そこまでしなくていいです。
写真の通り、どこも石段がバッチリ整備されてますから。
(ご年配の方や足腰の弱い方なら、当然、杖を持つべきですが…)

それにしても、杉木立と奇岩のそそり立つ参道の風情には、いつ訪れても圧倒されます。
松尾芭蕉「奥の細道」の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句でも名高い場所。

岩塔婆・石仏1

岩肌に刻まれているのは、岩塔婆といって、死者を供養するために戒名などを記したもの。
古くからこの山は、あの世へつながる場所として大切にされてきました。

岩塔婆・石仏2

いたるところに岩塔婆と石仏が。

後生車・岩塔婆

びっしりと置かれているのは、後生車。輪のついた卒塔婆のようなものです。
輪を回せば経文を唱えるのと同じ功徳があるとされ、これで死者を供養します。

それにしても、特に上写真の右上あたり。岩場のあるパワスポ的な所でよく見かけますが。
どうしてこういう場所では、お賽銭を岩の溝にびっしり埋め込む人がいるのか。
どうして触ったりしてもびくともしないのか。ていうか、どうしてこんなしっかりはめられるの?
景観的に微妙だけど、そこまでやれるなんて純粋な信仰心かもわかりませんし。謎だらけです。

山寺参道2
遠足の中学生びっしり。びっしりだらけですな。
とある中学生の一言「立体機動装置で登りたい!」
だからそこまでせんでええがな。
そんなこんなで、仁王門(上写真中ほど)が見えてきました。
このへんまできたら、もうちょっとです。

この先には、塔頭(たっちゅう)寺院がいくつかあります。
御朱印もいただけるので、たくさん集めたい人はトライしてみては。

仏頭
ある塔頭で祀られていた仏頭。置かれ方が、なんかシュール。触って拝むんだそうです。。。

「五大堂」という絶好の眺望スポットにも行けるので、お見逃しなきよう。

一番上まで上り詰めれば、奥の院に到着です。
山寺奥の院
右側が如法堂、左側が大仏殿と、二つのお堂がつながっています。

どちらのお堂の中にも、「ムカサリ絵馬」という山形地域に独特な死者供養のための絵馬が奉納されています。現在も奉納は絶えることなく、プライベートな信仰の場であるため堂内の撮影は禁止。なにしろこの「ムカサリ絵馬」、未婚のまま亡くなった故人を絵の中(あの世)で結婚式させて、悔いなく成仏していただこうというもの。その切なる願いの生々しさには、手を合わせて彼らの幸せを祈るほかありません。

実は、私もここを訪れた今年の5月に、友人と二人で「ムカサリ絵馬」を奉納し、それぞれ非業の死をとげた親族を供養してきました。ただし、山寺ではなく県内の他のお寺ですが。それに至るまでには、友人にも私にも、少々不思議な出来事があったのです。それについては、また機会を改めて・・・。


ところで、山寺奥の院のお守り授与所では、かな~りカッコイイ絵馬が2種類出されています。
そのひとつが、コレ。
鎌の魔除絵馬
なんと本物の鎌の刃先が付けられています。
この地域では、鎌に赤い房をつけて軒先に掲げ、魔除けにする風習があったとのこと。
如法堂の堂内にも、ムカサリ絵馬と並んでこれの大きいバージョンが一枚奉納されていました。

もうひとつが、コチラ。解像度1920×1080で見てほぼ実物大。
剣の魔除絵馬
額に剣をはめ込んだ絵馬は、色々なお寺のお堂の内外に奉納されています。
少し注意して探してみれば、特に不動尊系のお寺でよく見つかると思います。
コレクターとしてはそういった絵馬額を思わせる「本物らしさ」がたまりません。

参考までに、鎌の絵馬は2500円、剣の絵馬は3000円でした。私は以前、10年ほど前に訪れたとき、両方ほしくても予算が足りなくて泣く泣く鎌のほうだけ受けて帰ったという苦い思い出があるので、ほしい人は計画的に…と老婆心ながら。念願の剣のほうは今年やっと入手(笑)。

額面だけ見ると絵馬としてはお高く感じるかもしれませんが、鎌は本物の鋼の鎌ですし、剣は本格的な鉄の鋳物。どちらも職人の手仕事の風格を感じさせる、納得の品です。やはり良いものは良いのです。質の高いものを、むしろ気軽に手元に置いて愛でられるのは幸せなこと。そんな気持ちがまた、魔除けの効果を高めてくれるのかもしれません。

【再録】内宮周辺を思いっきり楽しむ! 猿田彦神社・おかげ横町

御遷宮が無事行われ、新しく生まれ変わったばかりの伊勢神宮は、今が一番みずみずしく輝いている旬な時期です。外宮→内宮の順に参拝を終えたら、見どころいっぱいの内宮周辺を満喫してますます気分をリフレッシュしちゃいましょう。

この20年に一度の特別な旅からエネルギーを得て新たな一歩を踏み出すために、ぜひともお詣りしておきたいのが内宮から楽に歩いていける猿田彦神社。

2013年10月09日掲載分01


裏手には、神様に捧げるお米を作る御神田が。清々しい雰囲気です。
2013年10月09日掲載分02

前回までに紹介したサルタヒコ様とアメノウズメ様は(詳しくは椿大神社その1・その2<←前回と前々回の記事へのリンクをお願いします>参照)、伊勢神宮の歴史を考える上でもとても重要な神様。神宮ができる前からこの土地にはサルタヒコの子孫が暮らしていて、アマテラスオオミカミを祀るにふさわしい最高の聖地を求めて旅をしていた倭姫命(ヤマトヒメノミコト)に場所をおゆずりしたのが伊勢神宮のはじまりだそうです。

そのサルタヒコの子孫も現代まで続いて、この猿田彦神社の宮司を代々務めていらっしゃいます。まるで国譲りや天孫降臨の神話を繰り返すような不思議なエピソード。道を開くところに必ずサルタヒコあり!?

2013年10月09日掲載分03
「みちひらき御守」(これ以外にもカラーバリエーション多数)と「はじめの一歩御守」はマストアイテム。これで明日から本気出す!


2013年10月09日掲載分04
社殿の前には、八角形のパワースポットが。さわると八方除けの効果で強運に。


2013年10月09日掲載分05
手水舎の柱や鳥居など、色んなところが八角形です。他にもさがしてみて!


2013年10月09日掲載分06
境内にはアメノウズメ様を祀る佐瑠女(さるめ)神社も。芸道上達と縁結びにご利益。お守りも色々ありますよ。


2013年10月09日掲載分07
佐瑠女神社の社殿内部。御神体を納める御本殿も八角形。


2013年10月09日掲載分08
ちょっと変わった形の絵馬も奉納できます。

2013年10月09日掲載分09
御朱印は、猿田彦神社と佐瑠女神社の2種類。

2013年10月09日掲載分10
猿田彦神社の絵馬。かつてお伊勢参りをする人たちは、巫女さんにお金を払ってお神楽(かぐら)を舞ってもらい、神様に捧げることで祈りを届けていました。

江戸時代のお伊勢参りのにぎわいを感じるなら、猿田彦神社の脇の大通りから道を一本奥に入って、「おはらい町・おかげ横町」へ。

2013年10月09日掲載分11

おはらい町に入ると、タイムスリップしたかのような街並みが内宮の前まで続いています。赤福は定番。他にも、おやつ処がもりだくさんです。

2013年10月09日掲載分12
おはらい町から、おかげ横町へ。物見やぐらのような休憩所が目印。


2013年10月09日掲載分13

いつ行っても、まるでお祭りの縁日みたい。食べ歩きもよし、伊勢のお土産はもちろん、なつかしくて可愛い雑貨も色々買えます。

2013年10月09日掲載分14
景気よさげな宝くじ売り場には、なぜか眠り猫。
近くには景品が当たるおみくじ付きATMなんてのもありました。

2013年10月09日掲載分15
にゃんこ絵馬の願掛けスポットがあったり。ぐるぐる迷ってみるほどに、楽しい発見が。


2013年10月09日掲載分16
おかげ横町のシンボル的存在、江戸時代の劇場風の「おかげ座」。映像とジオラマを駆使したアトラクションで、日本の神話を体感。

今でこそ私たちは短い休暇でも、車や電車などを駆使してなんとか遊びにいくことができます。だけど江戸時代には、何ヶ月も歩き続ける旅は一生もの。それに、女性や子供、特に住み込みで下働きをする子供の「奉公人」など、社会的に身分の低い人たちは自由に外出することができませんでした。そんな中でも、「おかげ参り」、つまりお伊勢参りのための旅だけは、その間だけ勝手に逃げ出しても許されたのです。「抜け参り」といって、数少ないストレス解消の手段。誰もが一生に一度はと夢見た「おかげ参り」は、当時の人々の人生を確実に変えてきました。

お伊勢参りとわかれば、道中では誰かしらが世話をしてくれたし、さらに当時の伊勢の町では、宿泊も食事も無料。食べ物が豊かな土地柄の伊勢ならではですね(外宮にお祀りされているのは食べ物の神様ですし)。「施行(せぎょう)」といって、旅人にほどこし、おもてなしをする側にもご利益があるとされていました。そんな助け合いの精神に誰もが癒されてきたはず。人の温かさにふれて感謝し、神様の「おかげ」を知る、これこそが「おかげ参り」の真髄なのです。 

さらに、当時の人々にとって超貴重な自由時間、長い道中ついでに遊ぶというのも大事な要素でした。日常にたまった人生のアカを、遊びで祓い落としてくるのも立派にお伊勢参りの一部。現代の私たちも、そんな気分を思い起こしながら、おかげ横丁で思いっきり遊んだりおいしいもの食べたりするのがまさに開運行動の一部といえそうです。

そして、日頃近しい人々にお土産を買って、皆の幸運まで祈ってきたしるしを贈るというのも、江戸時代の「おかげ参り」から続いてきたこと。
2013年10月09日掲載分17

そんな気持ちを伝えるのにピッタリなのが、上の写真の「横丁のおみやげや」名物、「おかげ犬」グッズです。
2013年10月09日掲載分18

江戸時代に、どうしても「おかげ参り」に行けなかった人が飼い犬を代わりに行かせたというのが「おかげ犬」。道中の人々にお世話されながら旅をし、首から提げた袋に神宮のお札を入れて持ち帰ってきたとか。

2013年10月09日掲載分19
「おかげ犬みくじ」の犬は「しろ」「くろ」「ぎん」の三種類(写真のシベリアンハスキーっぽいのは「ぎん」)。人形の中に入ったおみくじの内容はオリジナルで、お伊勢参りの豆知識も楽しめます。

2013年10月09日掲載分20
お守り・縁起物的なものから日ごろ使える雑貨まで、ここに載せた他にも色々そろってます。わんこかわいいよわんこ。昔の人のやさしさが詰まった「おかげ犬」、贈る相手に幸せを運んでくれそうです。無事お伊勢参りに行ってこれた感謝を込めて、自分へのごほうびにもぜひ。身近に置いて和めば、帰ってからもお伊勢パワーを定期チャージできるかも。

-------------------------------------------------------------
●猿田彦神社 http://www.sarutahikojinja.or.jp/

≪アクセス≫
・JR/近鉄 「伊勢市」駅または近鉄「宇治山田」駅/「五十鈴川」駅より三重交通バス「猿田彦神社前」下車
〒516-0026 三重県伊勢市宇治浦田2−1−10
0596-22-2554
≪イベント≫
御田祭 毎年5月5日 御神田で桃山時代風の田植えと豊年踊りが行われます。

●おかげ横丁 http://www.okageyokocho.co.jp/

≪アクセス≫
・JR/近鉄 「伊勢市」駅または近鉄「宇治山田」駅/「五十鈴川」駅より三重交通バス「神宮会館前」下車

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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。現在、初の著書を執筆中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。巷間の多種多様なおみくじを収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐(悪癖?)。

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