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中国からやってきた学問の神様たち!

せっかくだから、前回載せた折りたたみ式以外の湯島聖堂の絵馬もここでご紹介します。

 

 

 

まずはこちら、言わずと知れた儒教の開祖、孔子です。

道徳にもとづいた理想の政治について思索をめぐらせた人。

 

江戸時代にはこの儒教が重要視されたため、もとは幕府の昌平坂学問所だったこの湯島聖堂には孔子が祀られているというわけです。

 

政治経済や哲学など文系の学問を目指す人は、あやかってみるといいかもしれません。

 

そして何と言っても、もう一枚には、珍しい神様が。

 

 

 

角が生えていて、葉っぱを着ているという怪しい風貌です。一体何者?!

 

実はこのお方、「神農」といって、古代中国の神話の時代を生きたといわれる伝説の皇帝です。その名のとおり、農業をつかさどります。

 

また、世界中の草を全て毒見し、人間に薬と毒の知識をもたらしたとか。この葉っぱの服を脱げば、なんと体が透明で、内臓が透けて見えるそうですよ!

そして、草を食べたときの、内臓の色の変化で毒を見極めたということです。

 

このため、神農は医学・薬学の祖とされています。日本でも、薬売りなどの間で伝統的に信仰されていました。湯島聖堂の奥には神農廟もあり、定期的に祭礼もなされています。

 

医療や自然科学などの理系を目指す人には、こちらが良いかも。

 

ひとくくりに学業成就/合格祈願でも、こうして意味合いによって絵馬を使い分けてみると、より神様へのパーソナルな親近感が増してくるような気がしませんか。

 

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「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」

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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家・おみくじプランナー。著書「ニッポンのおみくじ(グラフィック社刊)」発売中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月平均2回以上は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石やらトランプ・占いカード類やら喫茶店マッチやらと、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。気になったらとことんハマるのが生き甲斐。

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