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晴明神社(京都)

晴明ブームに乗っかってすっかり大きくなった京都の晴明神社。
ここの絵馬は、晴明の「桔梗紋」の五芒星に合わせた五角形型です。

晴明神社


魔除って書いてあるけど、神社に掛けてきちゃったら意味なくね?

・・・なんてことは誰も気にせず、色々な願い事などが書かれています。
要は、奉納しても持ち帰って飾っても、どっちでもいいってことなのかも。

中でも際立っていたのは、「晴明サマ」への熱いラブコール。
漫画「陰陽師」が大ヒットした最盛期は大体2000年頃。
私が訪れたのも、まさにそんな時期でした。
耽美な少女漫画風のイラストを描き添える人も多くあり、今でいうオタ絵馬/痛絵馬の先駆けは実はここではないかと思います。

当時はこれと同じデザインのもっと大振りな絵馬に有名人がメッセージを書いたものを展示するコーナーもあり、さながら現代の絵馬堂(奉納された大絵馬や絵馬額を飾る専用の建物)の様相を呈していました。
映画「陰陽師」に関わった人たちのものは当然のように一通りありまして。
そういえば、映画「さくや妖怪伝」がヒットしますように、なんて主演女優の安藤希が書いたのもあったなあ。
こんなようなのも、かつて大絵馬がコマーシャルの機能を担っていたのが形を変えて復活したかのようで、面白いと思います。
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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ(グラフィック社刊)」発売中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月平均2回以上は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石やらトランプ・占いカード類やら喫茶店マッチやらと、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。気になったらとことんハマるのが生き甲斐。

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