【再録】ここだけの浄化アイテムも!海の八幡宮で必勝祈願 筥崎宮

このかご、何だかわかりますか?
2013年07月03日掲載分01
実はこれ、前回ご紹介した「博多祇園山笠」に欠かせないもの。「お潮井(しおい)てぼ」といって、櫛田(くしだ)神社・筥崎宮(はこざきぐう)や博多のお祭り用品店などで買うことができます。

といっても、これだけでは足りません。中身が重要。「博多祇園山笠」では、お祭り期間の最初に、参加者は必ず「お潮井取り」をすることになっています。そのときこの「てぼ」に入れて持ち帰る「お潮井」って!?

その答えはここ、筥崎宮(はこざきぐう)にあり!
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広くてのびのびとした参道は、まっすぐ海へと続いています。

2013年07月03日掲載分03
江戸時代初期に建てられた「一の鳥居」。ずんぐりとした独特の形は、「筥崎鳥居」とよばれるここだけの形式です。

さっそく鳥居をくぐると、ありました。
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これが「お潮井」。注ぎ足し中。
「お潮井」というのは、「お潮井浜」とよばれる特別な場所から取ってきてお祓いをした砂。「お潮井てぼ」に入れて玄関に置いておき、出かける前に体に振りかけたり、ここぞという特別な場所にまいたりすると、お清めになり災いをはねのけてくれます。
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そのへんの普通の砂とは全然違って、貝殻や丸い粒が多く、見た目にもとてもキレイです。小さなガラス瓶に詰めて飾ったりしても、かわいくお部屋の邪気祓いができそう。

参道を一度引き返して、突き当たりまでひたすら直進。
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海と砂浜が見えてきます。これが「お潮井浜」。一般の人が立入ることはできない神聖な場所。だからこそ「お潮井」には美しさと特別な力が保たれているんですね。

古代から海外との接点を担ってきた福岡。その海を臨む筥崎宮は、国の安全を祈るのに重要な場所とされてきました。
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社殿へとつながる安土桃山時代の重厚な楼門には、「敵国降伏」の文字が。平安時代の醍醐天皇以来、歴代の天皇が祈りを込めて筥崎宮に納めてきた書をもとにしています。蒙古襲来を食い止めたのも、ここの神様のおかげとか。

ちなみに、こんな根付タイプのお守りも出ています。
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その名も「伏敵守」。こっそり身に付けて、職場のイヤな奴にも強気でいきたいところ。

筥崎宮に祀られているのは、八幡神(はちまんしん)という戦いの神様。各地の神社で八幡様としておなじみです。八幡神は、応神天皇と同体とされてきました。その応神天皇が生まれたときに、へその緒と胎盤を箱に収めて埋めた場所というのが「筥崎(はこざき)」の由来です。
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この箱の埋まった上に生えているというのが、上写真のご神木「筥松(はこまつ)」。周りには絵馬がいっぱい。ソフトバンクホークスをはじめ、地元の様々なスポーツチームが奉納した大きな絵馬も目立っています。八幡様への願いがじかに届くこの特別な場所で、ライバルに勝つ、自分に勝つ、目標に勝つ、などなど人生のさまざまな勝負に勝てるよう強運を祈ってみて。

2013年07月03日掲載分10
運が湧き出てくるという湧出石にも忘れずタッチを。

御朱印はコチラ。
2013年07月03日掲載分11

筥崎宮では、毎年9月12日~18日に「放生会(ほうじょうや)」が行われます。出店もたくさん出て大変にぎわう博多っ子の憩いの場です。放生会は、すべての命に感謝して鯉と鳩を放す行事。戦いに勝ち続けたとしても優しさを忘れてはならないという八幡様の教えが込められています。

この放生会には、お祭り期間限定の縁起物が2つ。
2013年07月03日掲載分12
まずは、厄をはじくという「おはじき」。上の写真は一年中ある根付タイプのものですが、放生会ではたくさんの種類が出ます。博多人形の職人が作る陶器製のおはじきは、どれもカラフルで凝った細工。思わずコレクションしたくなっちゃう。
2013年07月03日掲載分13
そして、「チャンポン」。「びいどろ」「ポッペン」などとよぶ地域もあります。薄いガラスでできていて、中に息を吹いたり吸ったりするとポッコンと涼しげな音が鳴るおもちゃです。よく鳴ることから「よく成る」、積極的に運を呼び込むといわれています。いち早くガラスが伝わったこの土地ならではの、季節の風物詩です。
以上2つは、行列ができ、なくなるのも早いので気をつけてくださいね。

さて、今回最後にお見せするのは、筥崎宮のおみくじ(おまけつき)。ここだけの名物オールスターズなミニ縁起物お守りが7種類。どれが出るかはおたのしみ。海からのさわやかな風と開運パワーを受けに来たら、ぜひ記念に引いてって♪
2013年07月03日掲載分14

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●筥崎宮 公式サイト http://www.hakozakigu.or.jp/

≪アクセス≫
・福岡市営地下鉄「箱崎宮前」駅下車徒歩3分(1番出口)
福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
092-641-7431

≪イベント≫
放生会大祭 毎年9月12日~18日
 詳しいスケジュール・イベント詳細等は公式サイトをご確認ください。

玉取祭(玉せせり) 毎年1月3日
 裸の男たちが2つの玉を奪い合いながら楼門を目指す奇祭です。

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ」(グラフィック社刊)もうすぐ発売。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

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