【再録】エキゾチック・ロマンチック!?中国寺で縁結び! 興福寺(長崎)

クリスマスはもう目の前、年末年始はイルミネーションの季節。幻想的なキラキラムードの冬をもっと満喫したいなら、長崎で少し遅めの中国式お正月はいかが?長崎では、2014年1月31日(金)から2月14日(金)まで、町中をエキゾチックな光の供宴で彩るランタンフェスティバルが長崎新地中華街を中心に行われます。その会場のひとつには、パワフルな縁結びスポットが。


まず目印として向かうのは、長崎観光で外せない名所「眼鏡橋」。
2013年12月18日掲載分01

すぐそばに、この日本最古の石橋を作った黙子如定という中国から来たお坊さんの像があります。
2013年12月18日掲載分02

ここから10分くらい歩いて、この方がかつて住職をしていたお寺へ。


2013年12月18日掲載分03
道すがらには、なんとも中国風な龍王の石仏も。


2013年12月18日掲載分04
こうしてたどり着くのが、縁結びの赤寺として名高い「興福寺」です。門も建物もすべて真っ赤で、見るからに良縁エネルギーがみなぎってきそう。

こちらのお寺は、以前ご紹介した「崇福寺」と同じ、日本最古の唐寺のひとつです。宗派も同じ、中国の禅宗「黄檗宗(おうばくしゅう)」。中国様式の建築が旅のわくわく気分を盛り上げます。

2013年12月18日掲載分05
お釈迦様を祀る本堂「大雄宝殿(だいおうほうでん)」。このお堂の前の樹齢400年になるソテツの実は、「幸福の種」というお守りになっています。

2013年12月18日掲載分06
ソテツの木にはオスとメスがあり、できる実はハート形。夫婦そろって長生きな興福寺のソテツの実には、特に良縁・子宝・健康長寿のご利益が。その中でも珍しいきれいなハート形を厳選した、大変レアなお守りです。


2013年12月18日掲載分07
大雄宝殿の見所は、なんといってもその建築の美しさ。アーチ型の天井と、格子の描く文様の繊細さです。

2013年12月18日掲載分08
特にこの丸窓の細工は、氷を砕いたようなイメージの「氷裂式組子」という中国の明末期に特有のスタイル。釘を全く使わず、木だけを組み合わせてこんなに複雑な文様にしているなんてスゴイ!現在の中国には、ここほど大きくて上質なものはもう残っていないそうです。なんとも貴重な巡り合わせですね。

境内を見回すと、またまた中国風の禅寺らしい独特なモノが。
2013年12月18日掲載分09

もはや黄檗宗寺院のマスコットキャラクター?!お腹を叩いて修行僧に時間を知らせる、お魚の「開梆(かいぱん)」です。この開梆クンには、他の中国風のお寺にはない特徴があります。


実は先ほどの開梆クンはオスで、なんとメスの開梆ちゃんも同じ境内にいる!
2013年12月18日掲載分10
これも、興福寺が縁結び寺といわれるワケのひとつだったりします。


そしてこちらが、興福寺の縁結びパワーの源、媽祖(まそ)堂です。
2013年12月18日掲載分11
縁結びの絵馬がたくさん奉納されています。
2013年12月18日掲載分12

ここに祀られているのは、媽祖(まそ)様という中国の女神様。別名、天后聖母とも。もとは人々の病気を治したりできる超能力少女だったとか。航海安全の女神として、世界中で中国系の人たちに信仰されています。女性ならではの優しい癒し系の力で、縁結びと開運も大得意分野。

堂内は撮影禁止なので、イメージイラストで。
2013年12月18日掲載分13
媽祖(まそ)様が従えているのは千里眼・順風耳という2人の鬼神。その名の通り、なんでも見通す目と、どこまでもよく聞こえる耳で、いち早く危険を察知して守ってくれます。もとは悪者で媽祖様に改心させられたというその姿は、日本の邪鬼みたいで親しみやすいような!?

ランタンフェスティバルのメインイベントのひとつが、媽祖行列。長崎だけが海外への窓口だった江戸時代には、中国からの船が出入りするたびに、船に守り神として乗せられてきた媽祖様のお像を、入港したら陸に上げてお堂に祀り、出港するときはまた船に乗せる儀式が繰り返されてきました。これを再現するのが、現代の媽祖行列なのです。普段は福建会館にお祀りされている媽祖様が最初の行列で運ばれてこの興福寺媽祖堂に一週間滞在し、二度目の行列でお帰りになられます。きらびやかな道中では、要所で踊りが披露され、千里眼・順風耳も行列のスターとして大活躍。中国らしいエネルギッシュな動きに、見て楽しむだけでネガティブが退散しそう。媽祖様お出かけで町中にふりまかれる縁結びパワーもたっぷり浴びて、明るく気持ち良い新年を迎えられます。

興福寺の御朱印はコチラ。
2013年12月18日掲載分14

お守りはすべて水引アートによる手作り。
とってもお洒落でカワイイです。
2013年12月18日掲載分15
上は媽祖様の縁結びお守り。淡路結びといって、終わりがなく必ず元に帰るという、まるでメビウスの輪のような神秘的な編み方でできています。ゆるぎない絆を願って、身に付けてみては。意中の人へのプレゼントにも最適。

雰囲気だけでなく、ご利益の面でもロマンチックな恋を呼び込んでくれそうなランタンフェスティバル。期間中は興福寺も、真っ赤な境内がさらに鮮やかに彩られる夜に拝観できちゃいます。長崎を訪れるなら、ぜひともこの時期に!

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●興福寺 http://kofukuji.com/
≪アクセス≫
・路面電車「公会堂前」電停下車、徒歩8分
・路面電車「賑橋」電停から眼鏡橋まで徒歩5分、眼鏡橋から徒歩10分
長崎県長崎市寺町4−32
095-822-1076
拝観料 300円

≪イベント≫
媽祖行列到着式 2014年2月2日 16:50~17:20
媽祖行列出発式 2014年2月9日 14:00~14:30
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●長崎ランタンフェスティバル http://www.nagasaki-lantern.com/
2014年1月31日(金)~2月14日(金) 長崎市内各会場にて開催
期間や日程は毎年変わりますので、注意が必要です。
詳しい場所や様々なイベントの詳細については上記公式サイトをご覧下さい。

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テーマ : 神社・仏閣巡り
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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。現在、初の著書を執筆中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

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