【再録】夏でも涼しい!?恋に効く水の聖地 貴船神社・その1

梅雨もそろそろピークを過ぎて、夏が待ち遠しいですね。もうすぐ京都は祇園祭に五山送り火と、アツ~いイベントが目白押し。今回はそんなついでに行きたい、涼を感じるパワースポットです。

京都市内から電車やバスで一時間程度、町の喧騒を離れて、いかにも夏休みな感じのひなびた景色の中へ。最寄りのバス停「貴船(きふね)」を降りると、森に包まれた貴船川のせせらぎがもう目の前に。

2014年06月25日掲載分01

おや、写真の川上のほうに何か見えますね。しかも思いっきり、川の真上じゃないですか。ちょっと近づいてみましょう。



2014年06月25日掲載分02
なんと川のど真ん中に、お座敷が!?
これは川床(かわどこ)といって、貴船の夏の風物詩。ここで優雅にお食事できちゃうんです。冷たい清流が間近だから、足元にはいつでも涼しい風が。貴船神社奥宮までの一帯には川床のお店が立ち並び、最近は気軽なお値段のところも増えてきているので、お詣り道中でのランチスポット物色を。



川沿いを進むうちに、貴船神社の本宮参道が見えてきます。
2014年06月25日掲載分03

古代から、恋に悩む女たちが通ってきたこの道。
2014年06月25日掲載分04

さて、どんな場所へと続くのでしょうか。


2014年06月25日掲載分05
本宮の社殿にお祀りされているのは、日本書紀にも登場する「たかおかみのかみ」という水の神様。かつて行われていたこの神様へのお祈りのしかたに、実は絵馬のルーツと深い関わりがあるのです。


本宮社殿の脇には、こんなモニュメントが。
2014年06月25日掲載分06
時期的に七夕モードですが。「絵馬発祥の碑」なる白馬黒馬の像です。ここでは平安時代に、雨乞いのときは黒い馬を、逆に晴れてほしいときは白い馬を、川の神様に捧げていました。なんだか、てるてる坊主・ふれふれ坊主みたいですね。ともあれ、生きている馬を捧げるのは色々と大変なので、馬の絵を描いた板に替わっていったのが絵馬のはじまりです。

これにちなんだ絵馬も。
2014年06月25日掲載分07
当時のえらい人の気分で奉納してみては。

かわいいバージョンもあります。
2014年06月25日掲載分08
風刺漫画家の南久美子さんによる「何事もうまくいく絵馬」。願い事によってなんとなく白か黒か分けてみてもよさそう。開運祈願/災難除とか、縁結び/縁切りとか。このイラストモチーフのグッズも色々あります。今年は午年だし、馬のように勢いよく幸運が舞い込んでくるかもしれません。

水の神様と絵馬の関係については、多度大社の記事もぜひ合わせてご覧ください。

もうひとつ面白いと思ったのは、こちらの絵馬。
2014年06月25日掲載分09
水の神様が姿を変えた龍神が描かれています。それだけならまあ普通ですが、ここの龍の絵柄は全部朱色です。朱は水銀から作られる貴重な色で、それ自体に魔を寄せ付けない呪力があるとされてきました。川の上流で採れる水銀は、水の神様の宝。水神パワーが詰まったこの絵馬、お家の水回りに飾ったりすると良い気を運んできてくれそうです。



絵馬と並んで貴船神社本宮で外せないのは、ユニークなおみくじ。
2014年06月25日掲載分10
あれれ、なんにも書いてない…?


まあまあ、よく見たら説明があるじゃないですか。あわてずに境内の霊泉へ。
2014年06月25日掲載分11
ここにそっと浮かべると、文字が浮かび上がってきて運勢がわかるってわけ。貴船の神様には、次回お話しますが、直々に恋の悩みに答えてくれたエピソードもあったりします。水神のお告げ気分で占ってみては。清らかな御神水のエネルギーもいただけて、一石二鳥です。水は生命力のみなもと。悩んだり行き詰まったりしたときに貴船を訪れれば、気力がみなぎり、新たな道を開くインスピレーションがわいてきそう。

次回は、大自然の気に包まれながら奥宮までの道のりを歩き、めくるめくパワーを感じずにいられない数々の不思議な開運スポットを巡ります。特に縁結びのご利益がすごいので、お楽しみに!

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●貴船神社 http://kifunejinja.jp/
≪アクセス≫
・叡山電鉄「貴船口」駅から、京都バス33系統「貴船」下車徒歩5分
京都市左京区鞍馬貴船町180
075-741-2016

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ」(グラフィック社刊)もうすぐ発売。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

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