【再録】頭がよくなる!?スカイブルーとマリンブルーな空海開眼の地・その1 最御崎寺

夏は海、そして今年は四国霊場開創1200年!というわけでぜひとも行っておきたい場所、それはあの弘法大師・空海が修行した室戸岬。若き日の空海が胸に刻んだ景色を追って、今が旬の旅へと出かけてみませんか。

2014年08月06日掲載分01
やなせたかし先生作のゆるキャラたちとともに進む「土佐くろしお鉄道」で、雄大な太平洋を見下ろしながら終点まで乗ります。この先は鉄道空白地帯。バスに揺られて、海辺ならではの車窓を楽しみつつのんびり行きましょう。


バス停「室戸岬」のひとつ先「岬ホテル前」で降りると、おへんろ道はすぐそこ。
2014年08月06日掲載分02

標識の柱には、お遍路さんが迷わないようにと地元の人たちが貼った、道しるべステッカー。
2014年08月06日掲載分03
馴れない旅の道中、これを見つけるととても安心します。四国の色んなところを歩くたびに出会える、心温まる気遣い。

これから目指すのは、四国霊場札所第24番「最御崎寺(ほつみさきじ)」。お大師様が唐への留学から帰ったあと、自身の修行の地にちなんで建てたお寺です。

2014年08月06日掲載分04
おへんろ道の入口には、奥の院・番外札所とされている「一夜建立の窟(いちやこんりゅうのいわや)」。お大師様が唐から持ち帰ったといわれる、珍しい大理石の観音様が祀られていたそうです(現在は最御崎寺で保管しています)。特に女性から篤く信仰されていた場所で、静謐な祈りの雰囲気を色濃く残しています。

2014年08月06日掲載分05
石畳におおわれた山道は、巡礼道として古くからたくさんの人が歩いてきた証拠。お寺まで約20分の登りです。

2014年08月06日掲載分06
展望台まで来れば、あと半分くらい。

2014年08月06日掲載分07
室戸の海をながめて一息。
弘法大師様は、ここ室戸岬の空と海に感動して自らを「空海」と名付けられました。はるばる室戸まで来たからには、そんな素晴らしい風景をあちこちで堪能しまくっちゃいましょう。

2014年08月06日掲載分08
さらに登って最御崎寺の山門の前まで来たら、ちょっと寄り道。案内板に従って、今来たのと別な方向にほんの少し降りると…

2014年08月06日掲載分09
室戸岬灯台です。これぞ夏って感じ、空と海に映えますね。明治32年建築当時のままの姿、必見です。

さて、再び山門へ戻り、お寺に入っていきます。
2014年08月06日掲載分10


すぐ目につくのが、この岩「鐘石」。
2014年08月06日掲載分11
岩なのに、石で叩くと金属的な甲高い音がします。本当です。この音は、あの世まで届くとか。これぞ日本の夏、ミステリーですね。室戸七不思議のひとつに数えられています。なお先ほどの「一夜建立の窟」も、その名の通りの言い伝えでメンバー入り。こんなふうに各地に謎と伝説がちりばめられているのも、お遍路旅の魅力です。

2014年08月06日掲載分12
本堂にお祀りされている御本尊様は、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)様。

境内には、そのお姿の石仏もいらっしゃいました。
2014年08月06日掲載分13
無限の知恵を司るというこの虚空蔵菩薩様、実はここ室戸の地で空海が修行したとき、一心に祈った仏様なのです。そのやり方と効果が、これまたミステリー。では、どこでどんなふうに修行し祈ったのか。そのお話は次回にゆずるとしましょう。

2014年08月06日掲載分14
札所に来たからには大師堂でも忘れずお勤めして、いよいよ御朱印です。
なお四国霊場でのお勤めなどマナーについては、御朱印入門その7をぜひお読みください。

2014年08月06日掲載分15

2014年08月06日掲載分16
はい、やっとお見せできました。御朱印の左上には、開創1200年記念スタンプ。そして御影札(みえふだ)の右側にもう一枚、カラーで梵字をあしらったものが今年しかもらえない限定の記念バージョンです。なお梵字については御朱印入門その2をご覧ください。

2014年08月06日掲載分17
せっかくだから、四国八十八ヶ所専用納経帳(御朱印帳)と、おそろいの御影札保存帳も今年ならではの1200年記念版にしてみては。最御崎寺の売店ほか、四国各地の札所やお土産屋さん等のお遍路用品コーナーにあります。室戸の空と海をイメージした鮮やかなカラーリングがポップで、通常地味なデザインの多い他の巡礼用納経帳と差をつけられそう。今年はサムライブルーならぬクウカイブルーでいこうぜ!

2014年08月06日掲載分18
最御崎寺には宿坊があり、ごはんが美味しいとお遍路さんたちの間でも評判。メインのカツオたたきなど、土佐名物がしっかり盛り込まれていて大満足です。温泉の大浴場ではお大師様の像にお湯をかけて願かけできたり、最上階の観音堂から海を見渡せたりと、お楽しみも満載。予約時に事前に問い合わせておけば写経や瞑想などのプチ修行体験もできちゃいます。ゆっくりお泊まりして、空と海の美しさをすみずみまで味わい尽くすべく、じっくりお出かけを。というわけで次回は、お大師様こと空海が実際に修行した海辺へと足を踏み入れていきます。

------------------------------------------------------------
●最御崎寺 公式サイト http://www1.ocn.ne.jp/~nijyuyon/
≪アクセス≫
・土佐くろしお鉄道「奈半利」駅から高知東部交通バス「岬ホテル前」下車(←「室戸岬」バス停のひとつ先です)徒歩約20分
高知県室戸市室戸岬町4058-1
0887-23-0024
宿坊「最御崎寺遍路センター」予約も上記番号へ。
1泊2食5985円
写経・瞑想体験はお寺様の都合によってできる日とできない日があるので、必ず事前の問い合わせを。
スポンサーサイト

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

検索フォーム
最新記事
おみくじたんbot
  (取扱説明書はコチラ)
リンク
最新トラックバック
最新コメント
オススメ記事
プロフィール

鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。現在、初の著書を執筆中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

当ブログの著作権は著者に帰属します。引用するときは引用元記事もしくはブログトップページへのリンクを必ず行ってください。

おみくじ関係のお仕事をご依頼の方は、必ずこちらの記事を読んでから依頼・質問等してください。

仕事依頼・連絡先
(ご依頼は有償となります)
kabura@gmail.com

カテゴリ
QRコード
QR
   
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる