【再録】日本一が満載!古墳と黄金の神秘でビッグに開運 宮地嶽神社

神社の数が日本で一番多い県って、どこだか知っていますか?これが実は京都でも奈良でもなく、意外なことに福岡県。古墳時代から海外との交流で、いち早く栄えていた土地柄からかもしれません。その中でも最強の勢力を偲ばせる最大級の神社が、今回紹介する宮地嶽神社です。

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鳥居の向こうに見えている美しい形の山、宮地嶽の山頂は日本書紀に登場する神功皇后が戦いの勝利を願って祭祀を行った聖地。

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古代から強力に開運をもたらしてくれる場所として、初詣のみならず一年を通じて多くの人が参拝に訪れています。



そんな宮地嶽神社で、何と言っても第一印象的に最強のインパクトを誇るのがこれ。
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人が小さく見える!?拝殿には、日本一の大注連縄。
そして三年に一度の年末(12月中旬頃)にこの大注連縄を掛け替える注連縄祭が、今年は開催です。まだ日程は発表されていませんが、気になる人はそろそろ公式サイトを毎日チェックしてみては。

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取り外された古い大注連縄のかけらを受けてくることもできます。玄関などに飾ってこの圧倒的なスケールにあやかれば、来年はでっかく良いことありそう。

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ご利益お持ち帰りには、御朱印も忘れずに。



さらに、境内にはこの他にも日本一ビッグなものが。
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広い部屋を天井ギリギリまで占領しているこの大太鼓、材料などすべて純国産のものとしては日本最大を誇ります。どんな音なのか聴いてみたかったら、ぜひ大晦日の初詣へ。年明けとともに実際に打ち鳴らされ、数キロ先まで響き渡るそうですよ。

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こちらも人や部屋と見比べれば巨大さがわかるでしょうか。日本一の大鈴です。かつては大注連縄と一緒に拝殿に吊るされていたなんて、すごすぎ。ここまでが「3つの日本一」です。



どうしてこんなに日本一にこだわるのか、そのヒミツは・・・
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拝殿から伸びる廻廊の下をくぐって、奥の宮のほうへと足を踏み入れてみましょう。



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拝殿の裏手に出るとまず目に飛び込んでくるのが、この光り輝く本殿の黄金の屋根。2010年に新たに葺き替えられました。宮地嶽神社の奥には古墳があり、その規模や出土した宝物のクオリティから、当時の日本で最強レベルの豪族が眠っていたことで知られています。ですから、特に有名な「3つの日本一」大注連縄・大太鼓・大鈴は、この来歴にふさわしいようにしつらえられてきたとのこと。さらにこれらと並ぶものとして作られた黄金の屋根も、見ているだけで気持ちが大きく強くなり、目標に向かって運命を切り開く力がわいてきそうです。



さて、「奥の宮八社巡り」はこの古墳を目指してもっと奥へと進んでいくわけですが、道中には色んなご利益が満載。
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この道の先にある「八社」というのは、稲荷神社・七福神社・万地蔵尊・淡島神社・濡髪大明神・三宝荒神・薬師神社・不動神社。神様と仏様が入り混じっているのは、地方なので神仏分離の影響を受けずに済んだためです。今回は、この中からオススメをピックアップしてみます。


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真っ赤な鳥居のトンネルが目を引く稲荷神社は、商売繁盛や金運UPに。

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奥の宮は八社すべてに御朱印があり、どれも神仏のお姿入り。不動神社の社務所でまとめて頂くことができます。私は、その中からお狐様が愛らしい稲荷神社の御朱印を受けてみました。絵柄の好みで選んでみるのもアリです。

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淡島神社と濡髪大明神は、合わせて「恋の宮」と呼ばれています。女性の体を守ってくれる神様でもあるので、結婚後までしっかりサポート。割り札のお守りで恋愛成就の願掛けを。

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火の神様「三宝荒神」。かまどが社殿の手前にあるのは、火を使う台所の神様だから。料理上手になれるかも。「恋の宮」と合わせて女子力UPに効きそう。



そして、いよいよ八社の中でも一番奥に控えているのが、「不動神社」。
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入口の構えからしても、別格な感じが漂いまくってます。


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こちらが不動神社の社殿。すぐ後ろがこんもりとしているのは、古墳とくっついているから。そう、これこそが宮地嶽神社の誇る「日本一」の総元締め、最強の古墳。飛鳥の石舞台古墳にも負けない全国最大級の横穴式石室を持ち、「地下の正倉院」と言われるほどの300点以上の宝物、そして黄金まばゆい約20点もの国宝を抱えていた、まさに日本一な古墳です。

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社殿の中に入ると、古墳の石室がそのまま御神体をお祀りする本殿になっています。ほのかな明かりが、厳かな雰囲気。この石室は、江戸時代に山崩れでたまたま古墳の口が開いて発見されたそうです。驚き感動した人々は、この場所に不動明王という仏様をお祀りしました。まだ神様と仏様がごちゃ混ぜだった頃のことでした。

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不動明王は、右手の剣で悪魔を退治し、左手の羂索(ロープ)で人々を救いながら、力強く災厄を取り除いてくれます。絵馬も石室の神秘的な様子を再現。

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古墳の中は、もう一歩足を踏み入れるとこんな感じ。うーん、この奥行きが気になるっ。毎年1月28日(初不動祭)・2月28日(ぜんざい祭)・7月28日(夏季大祭)の年3回だけ、これよりもっと奥に入ってお詣りできちゃいます。貴重な参拝体験になること間違いなし。特に初不動祭では、不動神社に一万本のロウソクが灯され、ますます幻想的な世界へと誘ってくれます。

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奥の宮八社の絵入りシリーズな、不動神社の御朱印。やはり八社の中でも、ここは絶対に外せないポイントでしょう。


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ラスト日本一は(っていうかもう、全然3つどころじゃ済んでないのがスゴイ)、金銀の大釜。高さ2mくらいあります。普段は不動神社の前に置かれていますが、行事のたびに運び出されて大活躍。中でも毎年2月28日の「ぜんざい祭」では、金の釜で紅ぜんざい、銀の釜で白ぜんざいが作られ、参拝者に無料で振る舞われます。金銀が同時稼働で、しかも縁起の良い紅白のぜんざいが味わえるという、大変おめでたい日です。

宮地嶽神社ではこの他にも、みんなで玉を交換し合って景品が当たる玉替祭や、稲荷神社の招福だんご祭など、年末から1月2月の新春にかけてハッピーなイベントがてんこ盛り。年の初めに、これでもかというほど日本一に驚愕しまくって、ドカンと景気の良い一年を迎えちゃいましょう。

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●宮地嶽神社 http://www.miyajidake.or.jp/
≪アクセス≫・JR福間駅より徒歩約25分、または西鉄バス約5分
福岡県福津市宮司元町7-1
0940-52-0016
≪イベント≫
開催日不定のものについては、公式サイトの新着情報・トピックスをチェックしてください。年末年始の主要なものについて、以下に掲載します。

大注連縄祭 3年に一度、12月中旬に開催(2014年は開催年です!)
大祓式・鎮火祭・除夜祭 毎年12月31日
歳旦祭 毎年1月1日午前零時~ 年明けとともに大太鼓が鳴らされます。
玉替祭 1月中旬 夕方開始 商売繁盛の縁起物「モマ玉」を皆で交換し合って、景品が当たります。
初不動祭 毎年1月28日 不動神社で、先祖供養と家内安全を祈って1万本のロウソクを灯します。
厄除まつり 毎年1月28日~2月3日 節分行事です。詳しい日程は公式サイトをご覧ください。
招福だんご祭 毎年2月の初午の日 奥の宮 稲荷神社で三種の福を呼ぶ三色だんごの無料接待。
ぜんざい祭 毎年2月28日 不動神社で、金銀の大釜を使って紅白ぜんざいの無料接待。

テーマ : 神社・仏閣巡り
ジャンル : 旅行

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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ」(グラフィック社刊)もうすぐ発売。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

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