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猿な絵馬色々。

あけまして遅くなりましたが。なんだかんだで今年も年賀用けしごむはんこ絵馬、作りました。

猿に桃を持たせるのは絵馬の世界では定番で、豊穣のシンボルです。あと、昨年、千葉市美術館でみた「唐絵もん」という展覧会の紹介映像に出てきた林ろう苑(←漢字が出ない)という人の猿の絵のぶら下がらせ方がかっこよかったので、おぼろげな記憶で真似(にすらなってないと思うけど)しつつ、ついでに(たぶん桃の)花も咲かせてみました。花を10個くらいまとめて彫ったのを適当に押してグラデーションつけようとしたら、位置が思い通りにいかないし果てしなくめんどくさかったので、どうせなら何段階か多色刷りのつもりで最初から全部彫ればよかったのにとか思ったり。

最近の桃持ち猿の絵馬では、こんなんがあります。

ミニサイズ。12年前に上野公園の五條天神社で購入しました。汎用っぽいので、他のところでもあるかも。今でもあるかはわかりませんが。古式絵馬のは今すぐ出てこないので、また今度。


こちらは武蔵野地域に伝わる古式絵馬、飯能絵馬の御幣持ち猿。山王様か庚申様のお使いとしての猿の姿。すねた顔がお気に入りです。同様のものは、川越の本多商店さんや府中駅前フォーリス内の「中万」という文房具屋さんで取扱いがあります。本多商店さんのほうが時期に関係なく作っているので確実に置いているはず。


庚申さんのお使いなら、見ざる聞かざる言わざるの三猿。写真は柴又帝釈天の参道のお土産屋さんで買ったもの。これも12年前かも。


今年の正月に一番面白いと思ったのは、こちら。

兵庫県の西宮にある廣田神社の干支絵馬です。作者は画家の武井泰道氏。過去のを調べてみたら、ここ数年同じ人が描いていましたが、べつに阪神タイガース仕様ではなかった模様。猿ならいじりやすかったとかで今年だけなのでしょうか。とはいえ寅年に期待!
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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家・おみくじプランナー。著書「ニッポンのおみくじ(グラフィック社刊)」発売中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月平均2回以上は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石やらトランプ・占いカード類やら喫茶店マッチやらと、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。気になったらとことんハマるのが生き甲斐。

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