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高野山の秘儀が降臨!?「仏さまカード 秘密のメッセージ」

仏像ファンでなおかつ占いカード好き(って私のことやんかw)にとって、まさに
待ってました!
としか言いようのないこのカード占いブック。




仏さまカード 秘密のメッセージ ([バラエティ])

高野山開創1200年記念企画の一環ということだったのですが、ずっと楽しみにしていたにもかかわらず遅ればせての購入。


ともあれ届いてすぐに実践してみたところ、占い方の説明を一読するやいなや、ガツーンと衝撃が。


これをいわゆる単なるオラクルカードと一緒にしてはいけないというか、格が違うかも。少なくとも私は、大真面目にそう感じました。


これはたぶん、気軽な占いの形を借りて、しかもごく自然と日常に溶け込ませることで、一般人へのハードルを下げまくった仏道修行の手引きなんじゃないかという気がいたします。


なぜって、特に5枚引きで占うときの手順が、カードを1枚選ぶごとに心と体でイメージを駆使するあたり、まるで本格的な密教の観想行に足を一歩踏み入れているかのようなんです。


なにしろ作者の北川宥智先生は高野山で厳しい修行をされた上に教学も深く学ばれた正真正銘本物の阿闍梨様ですから、きっと何かそうしたエッセンスを取り入れておられるに違いありません。

高野山の本気をバリバリ感じます。

それに、密教には投華得仏(とうげとくぶつ)といって、目隠しをして曼陀羅に蓮の花を投げ、偶然落ちたところに描かれている仏さまとご縁を結ぶ儀式が実際あります。そんな要素をさりげなく盛り込んであるところも、このカードの大きな魅力。


個々のカードの意味も、精神性や抽象度が非常に高いので、目標を決めた長期的展望や複雑な悩み事についてじっくりアドバイスをもらうのに向いています。そういう点で、フルに5枚引きが納得いきやすく、私としては一番オススメです。


占うというよりは、今の自分のためにカードを通して駆け付けてきてくれた仏さまが守ってくれるような感じがします。今より良い方向へと向かっていけるよう、生き方に指針を授け、力強く背中を押してくれます。


さらに気分を盛り上げたい人は、こんなオプション品も使ってみてはどうでしょう。

それはですね、京都の東寺のグッズショップで売っている曼陀羅ハンカチ

↑特にこの、四角いタイプです。
  (金剛界曼陀羅風?)


というわけで、5枚並べてみましたよ。

どういうわけかサイズもぴったり。

カードをめくれば自分だけのための曼陀羅ワールドが!

占いを終えたら、出てきたカードは開いて並べたまましばらくお祀りすることになっているので、粗末にならないようにという点でも曼陀羅ハンカチ非常にオススメです!(少なくとも何かしら敷物は必須と思います)

ていうか、そもそも歴史上の凄い仏像や仏画や寺院装飾の類いは、様々なイメージを使った修行を手助けするために発展してきた面も強いわけですから、つまり気分を盛り上げるのは大事ということで。


そしてさらに、イメージを豊かに盛り上げ仏さまの世界へと誘ってくれるのは、尼僧漫画家の悟東あすか先生によるカードイラスト。

見てくださいよ、表紙の千手観音様の神々しさ。本当はカードの写真もこちらに載せたいところなのですが、一度真剣に占ってしまうと、なぜだかどうも1枚1枚が自分自身と不可分でなおかつ仏さまとしての魂が宿っているかのような不思議な気分になり、気軽に撮るのがためらわれてしまいまして。いっそ実物をお手に取り、実践していただければ、こんな気持ちも少しはわかっていただけるかと…スミマセン!(>_<)

…などと悩ましく思っていたところ、作者様による補足サイトでカード全種の絵柄を見ることができました。本に載っていない追加情報も読めますので、ぜひご覧ください。

寄り添うような優しさとユーモアに溢れた絵柄は、眺めているだけでも心強く、それだけで瞑想しているかのようにほっこりと落ち着いてくる魅力があります。

漫画っぽくて愛らしいタッチなのになぜか神々しいのは、やはり悟東あすか先生もまた高野山で厳しい修行を乗り越えられた本物の阿闍梨様であり、その研ぎ澄まされた魂のなせる業なのだと思います。ただ神仏の造形をまねただけの絵と、深い精神性を伴っていて拝みたくなる絵とは、全く違うのだということを痛感する次第です。

仏典の渉猟やご修行の成果から得られた独自の解釈による絵は、細かいところさえ何かを語りかけてくるようで、見飽きることがありません。

ちなみに、今の私的に一番ツボに入ったのは、大威徳明王様の疾走感でした。これから先の人生でも、折に触れて眺めるたびに発見やツボがどんどん変わっていきそうなのが楽しみ。


なお、作者の北川宥智先生がご住職をされている岐阜県の高家寺では、御縁日の法要の際に、この「仏さまカード」のアイディアの元となったお札を一人一枚ずつ授与していらっしゃるとのこと。何か悩みがあるときなどに思い切って訪ねてみれば、そのときの自分にご縁のある仏さまに出会わせていただけるはずです。

これもおみくじ的なものの一つの形ということで、あえてご紹介してみました。心のお守りのような頼もしい占いなので、色々な人に活用してみてほしいなと思います。


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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ(グラフィック社刊)」発売中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月平均2回以上は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石やらトランプ・占いカード類やら喫茶店マッチやらと、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。気になったらとことんハマるのが生き甲斐。

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