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飾って開運!天狗の絵馬

絵馬って、そこらの神社仏閣でたくさん吊り下げられている、あの小さな板切れのことだよね?それを集めるって、そもそもどうよ?なんて言われること実は普通に多いです。そもそも持って帰ったらいけないんじゃないか、とか。

 

いやいや、そんなことはありません。ご安心ください。必ずしも願い事を書いてその場に吊るしていくものだけが絵馬というわけではないのです。

 

たとえばこちらの、なんともゆるい感じな天狗の絵馬。

 

 

武蔵第六天神社

 

これは埼玉県岩槻市の武蔵第六天神社で頒布されているもの。天狗は、ここで祀られている「第六天」という謎多き神様のお使いです。「向かい天狗」と呼ばれる、伝統的な絵柄。

 

この絵馬は、お札とセットで渡されます。そして、お札を玄関の内側に、絵馬を玄関の外側に飾って祀れば災難除け・家内安全・商売繁盛の御利益が得られると言われています。つまり、はじめから持ち帰ることが前提になっているわけですね。

 

これ以外にも、絵馬が家の玄関や神棚、あるいは畑や厩舎などにお守りとして掲げられるケースはたくさんあります。それに、そうでなくても最近の絵馬は旅の記念品としての要素が強いものも多いですし、寺社の授与所などで自分で買い求めさえすれば、願い事を書いて奉納するのも持ち帰るのも基本的には自由です。

 

ただし、信仰の証としての奉納物という要素が強ければ、持ち帰ってはいけないと言われる場合もありますので、各場所での指示には従ってください。また、奉納されているものを許可なく持ち去ってしまう行為は、泥棒と同じですから絶対にやめましょう(たまに誤解される向きもあるようですが、このような行為を私は一切しておりません!)。

 

こういった最低限のマナーを守りさえすれば、絵馬は願い事を託すもよし、絵柄を愛でるもよしの、身近な楽しい開運アイテム。

 

この天狗の絵馬も、とぼけた表情の手描き絵は見ているだけで心が和みます。そんな憎めないキャラの天狗コンビが懸命に家を守ってくれていると思うと、何ともいとおしい気持ちに。これで魔除けもバッチリ、幸せを呼んでくれそう。

 

 

ところで、武蔵第六天神社には、家に持ち帰ってお守りとして飾る絵馬だけではなく、いわゆるその場で書いて吊るしていく絵馬も何種類か用意されています。その中でも最も特徴的なのがこれ。向かい天狗の絵柄も踏まえつつ、男女の拝みという伝統的な絵柄と合わせたアレンジがなされています。

武蔵第六天神社・願掛け用

拝みというのは、そのものズバリ拝む人の姿を描いたもので、いわば祈願する本人の分身。この絵のような雲に乗って天から降りてくる神仏や、これを象徴する御幣も、よく一緒に描かれます。拝んでいるのが男女なのは、ここでは絵馬に願い事を書き込む人が男女どちらでもいいようにという配慮なのでしょうが、もしかしたら家族円満になるようにといった意味も込められているかもしれません。いずれにせよ、こういった絵柄を気軽に楽しめるようになっているのは喜ばしいことです。

ここ武蔵第六天神社は、第六天を祀っている神社がそもそも小祠まで含めて全国で22箇所と少ない中、無住や臨時ではなく常に社務所に人がいるという非常に珍しいところなのだそうです。それはこの神社が、これまた珍しい形の信仰に支えられているから。社殿の中には大天狗と烏天狗の宿っているというご神木があり、触れるとパワーをいただけるとか。境内には天狗の面もいたるところに飾られているので、見ているだけでも楽しくなってきます。

元荒川という大きな川沿いという立地も、大自然のエネルギーに満たされた気持ちの良い場所なので、いかにも天狗が元気に暮らしていそう。また、この神社で工具の「きり」を借りて、頭を突く真似をすると頭痛などがなおるといい、願いが叶ったら倍にして返すというユニークなならわしも現在まで続いています。そんなパワフルな場所で願いを込めれば、天狗と仲良くなれるかも。
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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ(グラフィック社刊)」発売中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月平均2回以上は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石やらトランプ・占いカード類やら喫茶店マッチやらと、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。気になったらとことんハマるのが生き甲斐。

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