絵馬といえば、馬!

さて、開始早々から脱線もはなはだしかったので、本筋に戻るとします。絵馬とは何なのかというところからお話するのが筋だったわけですが、まずは固定観念を外していただきたかったということで、前回までは護符としての絵馬を少々みてきました。そろそろスタンダードなところから始めていきましょう。これが絵馬の基本形かな、と思ってもいいようなものは、こんな感じです。

 

 

これは鶴岡八幡宮で出している、かなり丁寧な作りの、大判の絵馬です。お値段も2000円と少し高めなので、使い道を普通に考えるならば、願い事を書き込んで奉納するならだいぶ気合いを入れてするか、あるいは記念に持ち帰って飾るか、というところではないかと思います。

 

ここには、馬が一頭描かれていますね。少なくとも「絵馬」という言葉の由来は、ここからでした。馬を描いた一枚の板切れが、神様への捧げ物から、様々な要素を取り込んだメッセンジャーとして展開していくのです。最も古いものは、飛鳥時代にまで遡るとされています。現在では絵柄も用途もバラエティーに富んでおり、歴史的におおまかな流れを辿ることはたしかにできるのですが、とても一本道の進化を辿っているとは言い難いと私は思います。次回は、そんな絵馬というものの黎明を偲ばせる品をお見せします。

 

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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。現在、初の著書を執筆中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・占いカード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐。

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