スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

絵馬は神社だけじゃない!

今でこそ神社にもお寺にも絵馬はありますが、実は平安時代にはすでに、お寺に絵馬を奉納するのは普通のことになっていました。神と仏を同じだとみなす神仏習合思想の中で、それはごく自然なことだったのでしょう。東寺や興福寺は、その先駆者的な場所です。

 

なかでも東寺では、お寺と絵馬とが古くから結びついてきたことを今に伝える行事が毎年行われています。それは弘法大師のご命日の4月21日に、東寺の重要な塔頭(たっちゅう)である灌頂院(かんじょういん)というところの、重要な儀式に使われる聖なる水を汲む井戸がある閼伽井堂(あかいどう)に、絵馬を掲げること。ここにも、絵馬と水神とのかかわりを垣間見ることができます。 この日だけ公開される閼伽井堂のひさしには、朱だけで描かれた三枚の絵馬が。朱は古来特別の呪力をもつとされる水銀の化合物で、水の神との関係も深いと言われています。向かって左が一昨年、右が去年、そして一番新しい今年の絵馬が真ん中。読経の響く中で大僧正が一気に描き上げるのだそうです。この絵の出来具合を過去二年のものと比べて、向こう一年の農作の吉凶が占われます。これを見るだけでも、充分ご利益をさずかれるとか。

 

東寺には、これにちなんだ縁起物の絵馬も。

 

(右は裏面)

 

手のひらにおさまるコンパクトなサイズで、お守りとして持ち歩くこともできます。これを持っていれば、水神と朱のパワーで邪気を祓って、気持ちも新たにハッピーな一年が過ごせるかも。

 

スポンサーサイト

   

選ばれました!2017年9月現在
おすすめブログ認定
検索フォーム
最新記事
おみくじたんbot
  (取扱説明書はコチラ)
リンク
最新トラックバック
最新コメント
 著書
オススメ記事
プロフィール

鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。著書「ニッポンのおみくじ(グラフィック社刊)」発売中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。約20年来、巷間の多種多様なおみくじを自らの足で歩いて独自に収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月平均2回以上は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石やらトランプ・占いカード類やら喫茶店マッチやらと、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。気になったらとことんハマるのが生き甲斐。

当ブログの著作権は著者に帰属します。引用するときは引用元記事もしくはブログトップページへのリンクを必ず行ってください。

おみくじ関係のお仕事をご依頼の方は、必ずこちらの記事を読んでから依頼・質問等してください。

仕事依頼について
当方は兵庫県在住ですが、それでも費用等問題ない方だけご依頼ください。また、特にテレビ関係の方、「出演する専門家を誰かしら探していますが未定です」ではなく確定で本当に私を必要としてくださる方だけご依頼ください。なお、何かのマニアを変人扱いして面白がるようなメディアは全てお断りしております。監修のお仕事は、私の名前のクレジットが出なくてしかも他の専門家の名前で解説させるなど論外、もちろんお断りです(きちんとクレジットが出て、なおかつ解説役を誰にするかに至るまで私の意向をある程度尊重してくれるなら可ですが、そういう番組は少ないようですね)。テレビや大衆週刊誌などには不誠実な編集が横行していることも事実であり、まずそちらの誠意を見せて頂かない限り、大前提としてマスメディアを無条件に信頼することは私にはできません。ここまで申し上げて感じ悪いのは重々承知ですが、昨今のメディアに対し、たとえ同じように思っていても表明しない人が案外多いのではないでしょうか。こちらは常に本気で全力投球なので、本気で受け止められる覚悟のある人にだけ来てほしいのです。今の世の中、一個人が自力で調べる労力をかけ身を削って発信する情報の価値をもう少し見直すべきだと思います。上記の事柄を全て了承できる方だけkabura@gmail.comまでご連絡下さい。

カテゴリ
QRコード
QR
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。