下駄は下駄でも・・・!?

変わった形の絵馬といえば、下駄タイプのものを割とよく見かけます。

 

 

 

左は東京都新宿区の、金運に御利益のある「一陽来復」のお守りが有名な穴八幡宮の隣にある放生寺。右は東京都屈指の山歩きと紅葉の名所、高尾山薬王院。どちらもかな~りリアルな作りです。

 

左の下駄に描かれている仙人みたいな人は、「役行者(えんのぎょうじゃ)」。右の下駄にある「神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)」というのも、役行者の別名。山で激しい修行をすることで神仏との感応をめざす修験道の開祖といわれています。それだけに、山野をかけめぐり、はては空も飛んでしまったりするハイパー健脚の持ち主。この役行者の下駄にあやかって、足腰の健康祈願というわけです。

 

では、こちらの下駄はどうでしょうか。

 

 

リアル下駄

 

形といい大きさといい一段とリアルなこの下駄、歯までついてて、このまま履けてしまいそう!?「気象神社」と書いてありますね。どうやら健脚祈願とは関係なさそうです。

 

お天気に下駄?そう、ここの下駄は、「明日天気になぁ~れ♪」と放り投げる、あの下駄なんです!同じ下駄でも、場所によってこんなに意味合いが違うんですね。

 

東京都杉並区、高円寺駅からすぐの氷川神社内にある気象神社は、お天気の神様を祀る日本唯一の神社。陸軍気象部の中に造られたのが始まりです。

 

鼻緒が色とりどりの下駄に混じって、お手製のてるてる坊主がいくつも吊るされている絵馬掛けは独特の雰囲気。スポーツの大事な試合などで天候に恵まれるようにといった願い事はもちろん、気象予報士の試験合格祈願や気象庁への就職祈願に訪れる人も後をたたない、知る人ぞ知るアツいご利益スポットです。珍しいお天気お守りもあり、便利なカードタイプ。晴れ女・晴れ男になりたい人にもオススメ!

 

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鏑木麻矢

Author:鏑木麻矢
文筆家。現在、初の著書を執筆中。2012年5月から2014年12月まで、㈱H.I.S.公式ブログとして「麻矢の不思議カワイイ!?ご利益モノがたり」連載。現在、当ブログ内にすべて再録。縁起物をこよなく愛する。巷間の多種多様なおみくじを収集・研究中。絵馬コレクターでもある。かつて、仏像マニアのテレビ番組に出たことも。全ては神社仏閣・仏像巡り趣味から始まっている。旅と町歩き・路上観察、手仕事なモノ(郷土玩具、民藝)、美術鑑賞(月に最低2回位は美術館博物館に行くのが癒し)、古風なもの、レトロな雰囲気などが好き。何にせよ、知られざる面白いモノゴトを自分なりに発見していきたいです。他、天然石・鉱石やトランプ・カード等、気まぐれかつ雑多な収集癖あり。以前、下手の横好きでオペラを習ったこともあったり(今も観賞大好き)。何でもとことんハマるのが生き甲斐(悪癖?)。

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